ポジションサイズは動きに合わせて常に変える!ポジションサイジング戦略を解説!【FX資金管理】

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FXで一度ポジションを持ったらもう変えることはできないと思っていませんか??

そう思っていたとしたら・・・
正直もったいない!

FXは自由にポジションのサイズを変えていけるんです!

市場の動きはつねに変わっていきます。

一度持ったポジションにいつまでもしがみついている必要は全くないんですよね。

自分の思惑通りに価格が動いているのであればポジションは増やし、
逆に動いているのであればポジションサイズを減らしていく・・・。

僕がスキマ時間で利益を得ているのはこの「ポジションサイジング」によるところが大きいです。

今回の記事では市場の動きに合わせ、ポジションサイズ変えていったトレードを解説。

実際のトレードをもとに、

  • どうなったらポジションサイズを減らすのか?
  • どうなったらポジションを積み増すのか?

詳しく解説していきますね。

目次

市場分析

まずはいつも通り市場分析から。

豪ドルドル日足

直近の動きは上昇傾向ですね。

ADXもトレンドを示しています。

トレンド判断に関してはこちらを参考に。
↓↓↓

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相場状況を見ると、仕掛けの条件を満たしていますね。

僕の仕掛けの条件は

[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]ADXがトレンドを示している

[jin_icon_check color=”#e9546b” size=”18px”]前日の高値安値のブレイク

この2つです。

複雑には考えません。

シンプルにこれだけで十分なんです。

仕掛けの条件を満たしているので、
前日高値を上にブレイクした場面でエントリー。

損切りは直近の安値を下回ったところ。

利食いは直近の高値の位置に置きます。

僕の場合、トレンドを否定されたら何があろうと損切りします。

根拠がくずれているのにポジションを持っている意味はありませんからね。

値動きを予測できない以上、間違えたらさっさと抜けるんです。

エントリー後の逆行でポジション調整

仕掛けの条件を満たしていたので、エントリーしたんですが、
エントリー後すぐに逆行。

豪ドルドル日足

まぁよくあることですね。

で、ここでポジションサイジングの出番!

前日の安値を下回った段階でポジションの半分を閉じます!

なぜかというと・・・

トレンドの定義は高値安値の更新だから!

つまり、
上昇トレンドであれば高値安値を上に更新し続けることがトレンドの定義になるから
なんですね。

この場合、前日の安値を下回った=高値と安値の更新が止まった
ということなので、トレンドの継続は黄色信号。

この黄色信号というのがポイントで、
値動きには”ノイズ”と呼ばれる動きがあります。

いわゆる「ダマシ」と呼ばれるもの。

一時的にトレンドに逆らった動きというのは必ずあるんです。

つまり、この前日の安値を下回ったからといってトレンドが終わったかというと、そういうわけではありません。

一時的な逆行、”ダマシ”の可能性もあるわけです。

ADXはまだまだトレンドを示していますからね。

こういった場合、
僕はリスクヘッジのためにポジションの半分を決済します。

こうすることで
価格が逆行した場合は損失を減らせますし、
この値動きがダマシの動きだった場合、残りのポジションが利益を伸ばしてくれます。

一度持ったポジションにしがみつく必要はまったくないです。

市場の状況に合わせ、ポジションサイズは変えていくべきなんです。

2度目の仕掛けシグナル

前日安値を下回ったのでリスクヘッジのためにポジションの半分を決済。

ですがしばらくすると・・・

再度、前日の高値をブレイクしましたね!

ADXはまだ強いトレンドを示していますし、再度仕掛けのシグナルが点灯したので、
ここですかさずポジションを取ります。

仮にここで安値を下回っても、また徐々にポジションを減らしていけば損失は限定できます。

一度ポジションを切ったからといって仕掛けに躊躇する必要は無いですからね。

トレンドが形成され、仕掛けのシグナルが点灯したのであれば迷うことなく仕掛けます。

せっかくのチャンスをみすみす逃すようなことはしたくないですから。

トレード結果

豪ドルドル日足

利食いはいつも通り、直近の高値。

思惑通りに上昇してくれました。

結果だけ見れば、
「前日の安値を下回った場面でポジションの半分を決済する必要はなかったんじゃないか?」
と思うかもしれませんね。

結果だけ見れば、ですが。

FXは勝つときもあれば、当然負けることもあります。

むしろ負けることの方が断然多いです。

だから常に負けたときのことを第一に考えるんです。

僕は資金に対するパーセンテージでポジションのサイズを決めますから、
負けた場合、次のチャンスが来た時のポジションサイズ減らしてしまうことになります。

仮にこのトレードで大きなトレンドをとらえることができたらどうでしょう?

損失を埋め合わせ、大きな利益をもたらしてくれる可能性があるのであれば、
小さな損失は受け入れていく方がかしこい選択だと思いませんか??

負けトレードは絶対に避けることはできません。

避けることができないのであれば、
損失額を減らすことに注力した方がずっといいです。

資金を残しておけば大きなチャンスが来た時に資金を回すことが出来ますからね。

負けを減らし、本当のチャンスがくれば、そこに資金を投入する。

これを可能にするのが「ポジションサイジング!」

常に変わっていく市場の動きに対応していくために、
“ポジションのサイズを値動きに合わせて変える”

参考にしてみてくださいね。

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