今回は僕が最強と考える「ブレイクアウト手法3選!」
僕自身、ブレイクアウトはよく狙います。
ブレイクアウト後は勢いも出やすく、比較的大きな利益を狙えるため損小利大トレードにはピッタリなんですよね!
一口にブレイクアウトといっても様々。
- ラインブレイク
- チャートパターンのブレイク
- レンジブレイク
- n日前の高値安値をブレイク
などなど色々あります。
ですが、基本的には定義は一緒!
【市場に意識されているポイントを抜けたところでエントリーする】
ってのがブレイクアウトの基本戦術!
トレンドが切り替わるタイミングにもなりますし、比較的大きな利益も狙っていけるブレイクアウト戦術・・・。
そして、ブレイクアウト手法は古くからある手法になり100年前から現在まで使われている手法なんです!
相場は人の売買によって作られます。
ブレイクアウトはそんな市場心理をつく手法。
人間の本質は今も昔も変わりませんからね。
長い相場の歴史の中で現在まで使われてきた手法ということは、それだけ有効な手法であり市場心理をうまくついたやり方ということ。
価格は人が作り上げているものですから、非常に理にかなった手法なんです。
ブレイクアウトとは?
ブレイクアウトとは一般的に「もみ合い相場の中で抵抗線あるいは支持線をぬけること」を言います。
ですが僕の場合、少しちがくて
【n日前の高値安値を抜けたところがブレイクアウト】
と考えています。
例えば
この画像では長い間上昇トレンドが続いています。
ですが〇で囲ったところ、押し目を付けた4日前の安値をブレイクしています。
トレンドの定義は
- 【連続する高値、安値の各々が、その前の高値、安値より上である限り、アップトレンド】
- 【連続する高値、安値の各々が、その前の高値、安値より下である限り、ダウントレンド】
ですから、定義がくずれる前回の高値安値を抜けた場面が❝ブレイクアウト❞になるんです。
流れが大きく変わるブレイクアウトからトレンドからレンジに切り替わるシグナルとしてのブレイクアウトなどなど、レンジ相場だろうがトレンド相場だろうが「ブレイクアウト」は常に起こっているんです。
僕の中では明確な抵抗線・支持線を抜ける事だけが❝ブレイクアウト❞だとは考えません!
市場に意識されるであろう「前回つけた高値安値」をこえた地点もブレイクアウトと判断します。
僕の場合、ブレイクアウトはすべてこの考えをもとにしています。
その一つがもっともメジャーなブレイクアウト手法、【ラインブレイク】です。
最強のブレイクアウト手法その1・ラインブレイク
恐らくもっとも使われるであろうブレイクアウト手法、それが「ラインブレイク!」
ラインブレイクはチャート上に引かれたラインを抜けることで完成します。
代表的なものに
- レジサポライン
- トレンドライン
があります。
この2つのラインは、2回以上ラインで反発することによって完成します。
複数回反発するという事はそれだけ市場に意識されているということ!
そこを抜ければブレイクアウト!
トレンドラインブレイク
市場に意識されているラインを突破する=ブレイクアウトです。
意識されたラインを突破するということは、そこに損切りを置いていたトレーダーの損切り決済の注文も入ります。
- 買いの損切り決済=売り
- 売りの損切り決済=買い
ですから、損切り注文が入るという事はそこから一気に抜けた方向へ価格が動く可能性が高いです。
一気に動くという事はそこに新規で入るトレーダーもいます。
- 損切り決済の注文
- 新規で参入するトレーダーの注文
この2つの注文が集中することによって流れがかたよります。
この勢いをうまく利用するのが「ラインブレイク!」
ブレイクアウトはすべてこの「ラインブレイク」の応用です。
移動平均線もラインの一部として考える
ラインブレイクのもとになるラインは水平ライン(レジサポライン)やトレンドラインだけではありません!
「移動平均線」もラインの一部と考えることが出来るんです!
「移動平均線」は一定の期間の❝終値❞の平均をむすんだ線です。
つまり、終値同士をむすんだ線ということ!
トレンドラインや水平ラインと比べ、より価格の動きにそったラインを引けるんです!
20日間の終値を結んだ移動平均線にそって上昇しています。
何度も反発しているということは20日間の終値の平均が意識されているということ。
その後、市場に意識されている価格帯を抜け、ブレイクアウト!
下降トレンドになっていますね。
移動平均線もラインブレイクと同じに考えることが出来るんです。
最強のブレイクアウト手法その2・レンジブレイク
「レンジブレイク」も多くのトレーダーが使うブレイクアウト手法。
レンジブレイクもラインブレイクと同じで、何度も反発している水平ラインをブレイクしたところで狙っていくやり方です。
レンジは支持線・抵抗線の間でもみ合う相場。
ですから、当然ブレイクされれば一気に方向性が出ます。
とくに期間が長ければ長いほどブレイク後の動きは大きくなる傾向にあります。
これも市場心理が影響していて、長くレンジ相場が続くと
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]まだ動かんな~[/chat]
というトレーダーが増えていきます。
そんな様子見トレーダーが増えれば増えるほど、値動きは縮小していきます。
相場は拡大と縮小を繰り返します。
つまり縮小の次は必ず拡大があります。
虎視眈々と狙うトレーダーが増えるということはレンジ相場の中に「パワー」がたまっていきます。
行き場をうしなった売買の「パワー」がレンジ相場の中に蓄積されていくわけです。
パワーをためてためて・・・ためきれなくなったパワーは・・・
ブレイクすると今までたまっていたパワーが一気に爆発!
パンパンに膨らんだ風船を思い浮かべてみてください。
空気をためきれなくなった風船は何かのきっかけで大爆発しますよね?
パンパンに膨らんだ風船は中に空気というパワーがたまっています。
空気がたまればたまるほどわれた時の衝撃は大きいです。
レンジブレイクもそれと同じです。
何かのきっかけで簡単に割れ(ブレイク)、パワーがたまった量が多ければ多いほど割れた時の動きは大きくなるんです。
最強のブレイクアウト手法その3・前日の高値安値ブレイクアウト
このブレイクアウト手法はあまりメジャーではありませんが、短期トレードで僕はよく使います。
前日の高値安値を超えた(ブレイク)ところをブレイクアウトのシグナルにエントリーしていく手法。
とくに❝前日❞というところがポイント!
というのも前日の高値と安値は、市場でひじょ~~~・・・に意識されます!
前日に付けた高値安値をこえるということは、ダウ理論のトレンド定義である高値安値の更新にあたります。
前日に付けた価格をこえるってことは、市場全体がその方向に動いているということ!
とくにすべての市場が閉じた後のニューヨーク時間に前日の高値安値をこえていればその方向に動いて市場が引けるパターンが非常に多いです。
ラインブレイクではなく、単純に価格のブレイクを狙うやり方。
前日の価格は市場に意識されますし、値動きは人が作り出しているものですから、
【市場に意識されているポイントを抜けたところでエントリーする】
というブレイクアウトの基本的な考えに当てはまります。
ブレイクアウトは重要なエントリーのタイミング!
ブレイクアウトは相場の流れが変わるタイミングです。
つまり大きな利益を狙えるチャンス!
大事なのは「決まった形に当てはめることじゃなく、どれだけそこが市場に意識されているのか?」です。
決まったパターン通りに動くこともありますが、そうじゃないことも多いです。
価格は人が動かすもの。
ブレイクアウトの裏にある、市場心理を考えることでブレイクアウトの精度は上がります。
- ラインはそれだけ意識されているか?(どれだけ反発を繰り返しているか?)
- 現在の価格と、前日の高値安値はどうか?
- 現在の価格はキリのいい数字か?(キリ番・ラウンドナンバーか?)
- 反発している価格帯はキリ番か?
などなど・・・市場に意識される部分はたくさんあります。
人によって考えは違いますから、どこを意識するかは人それぞれ。
ですが、チャートにはその形が現れます。
市場に意識されているところで反発が繰り返されたり、値動きが加速したり・・・
と、値動きはうそをつきません!
値動きの裏にある市場心理を考えてブレイクアウトを狙っていきましょう!
無料相談・無料コンサル受付中!
悩んでいる方は一度ご連絡下さい。
力になれるよう全力で答えさせていただきます!
[btn class=”big”]無料で相談してみる[/btn]
コメント