東京時間の値動きの特徴!短期トレードでロンドン時間前をスキマ時間で狙う

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FX市場を大きく動かしている2つの市場・・・

【ロンドン市場】【ニューヨーク市場】

値動きのあるこの時間だけでトレードするのはセオリー!

しかし・・・

東京時間の終わりもトレードのチャンスは落ちているんです!

それはロンドン市場が始まる前だからこその市場心理があるからなんですね~!

目次

東京時間の特徴


世界三大市場と言われる市場の一つ❝東京市場❞

三大市場とは言われていますが、他の二つ【ロンドン】【ニューヨーク】に比べ値動きは極端に少ないです。

動きが少なく、安定している時間帯とも言えます。

なのでこの時間帯の取引は大きくは狙えません!

なぜかというと、東京時間が終われば値動きが激しさを増す【ロンドン時間】が控えているからなんです。

値動きは比較的安定していますが、大きくは動かない、そんな時間帯です。

東京時間の値動き


東京時間は値動きは少ないとは言っても動く時間帯というのがあります。

一つが❝仲値❞の存在!

[box class=”yellow_box” title=”仲値とは?”]仲値とは金融機関が外国為替を取引する際の基準となるレートのこと。

FX=外国為替証拠金取引は投資目的の取引だけでなく、企業の実需取引も含まれています。

企業が円をドルに替えたり、ドルを円に換えたりする取引を実需取引と言います。

この企業が通貨を変える際には金融機関(銀行)を介して取引が行われます。

為替市場は常に動いていますから、一日の中で取引の基準となるレートを決める必要があります。

一日の中で取引されるレートが「仲値」なんですね。

仲値とは実需取引のさいに適用されるレートのことなんです。[/box]

この仲値が決まる時間帯は毎朝9時55分!

東京時間が開く午前9時~仲値が決まる9時55分までは値が動きやすくなります。

とくに❝ゴトー日❞と呼ばれる日には企業の取引が増えますから銀行が大量のドルを買うため、値が動きます。

[kanren postid=”投稿ID”]

仲値が決まり、そこから正午までも比較的動きます。

  • 仲値決定後の企業の実需取引が増える
  • アジア・オセアニア地域の経済指標発表が重なる

ためです。

とくにオーストラリアや中国経済は市場に大きく影響を与えてきますし、

日本の指標、日銀の政策金利発表や黒田日銀総裁の発言などもこの時間帯にあるため、この時間帯は動きます。

正午になると昼食の時間ですから、機関投資家は午前で一度ポジション決済の動きが増えます。

東京時間が開く午前9時~正午までが東京時間で動く時間帯の一つ。

もう一つが15時!

東京オプションカットの時間です。

[box class=”yellow_box” title=”オプションカットとは?”]通貨オプションと言って定められた期間に定められたレートで売買する取引のこと。

オプションカットとは通貨オプションの権利が使える締め切り時間のことです。

15時は通貨オプションの締め切り時間なので取引が活発になる傾向があります。[/box]

この時間帯からロンドン市場が開く17時くらいまでは決済の動きが強まるのでよく動きます。

17時(16時)からはロンドン市場が開く時間帯ですし、東京市場が閉じる時間です。

なのでポジションを決済する動きが強まるからなんですね。

  • オプションカット
  • 東京市場が閉じ、ロンドンが開く時間

このためポジション決済の動きが強まり、値が動く時間なんですね。

まとめると、東京時間で値動きがある時間は

  • 仲値決定の前後~正午(9時から12時)
  • オプションカットの時間帯からロンドン市場が開くまで(15時~17時)

の2つの時間帯が東京時間では動く時間帯。

東京時間で取引するなら値動きのあるこの時間帯がベストです。

ロンドン直前の時間帯を狙ってトレード


15時~17時の間でトレードのタイミングが合ったので、実際の取引を例に説明していきたいと思います。

取引通貨は【ポンド円】

窓が開いていたので、動く時間にエントリーし窓が埋まるまでを狙ったトレードです。

[aside type=”boader”]ポンド円日足
[/aside]

日足は方向性のない値動き・・・。

短期で狙えそうなとこがないか見てみます。

[aside type=”boader”]ポンド円1時間足
[/aside]

1時間足では下落からやや価格を戻す動き。

ADXも上昇を示しているので一時的な戻しの勢いが強く出ています。

短期足では

[aside type=”boader”]ポンド円5分足
[/aside]

5分足では上昇していますね。

ADXも強い上昇を示しています。

ちょうど窓が空いていますね~!

【開いた窓は埋まる】

という相場の格言もあるくらいですから、窓埋めを狙っていきます。

15分足で見るとADXはかなり強い上昇を示していますね。

抵抗線となっていた移動平均線もブレイクし、窓が埋まりそうです。

1時間足では下降トレンドですから、欲張らず窓埋めだけを狙っていきます。

時間帯的に17時からロンドン市場が開くので(エントリーしたのは15時くらい)それまでに目標に届かなければ決済しようかと。

流れは売りですからね。

  • 15時からのオプションカット
  • 東京市場が終わり、17時から開くロンドン市場前に決済が増える動き

このことから一時的な戻しの可能性が非常に高いです。

なので、時間帯を考慮した短期の逆張りで窓埋めだけを狙ったトレード。

結果は・・・

無事、窓を埋め決済です。

ちょうどロンドン市場が開いてからまた下落していっていますね。

やはり一時的な戻しだった模様。

+25pipsで終了でした。

まとめ


時間帯の特徴を抑えておけば短期の値動きを細かくとっていくこともできます。

長期的な流れの方がもちろん大事ですが、価格はどこかのタイミングで必ず戻りますからね。

そこだけをピンポイントで狙っていくことも出来るわけです。

大事なのは・・・

【今の相場状況を把握すること!】

これがもっとも大事です。

状況を把握し、逆張りで細かく狙っていくのか、順張りで大きな流れに乗っていくのか・・・。

とくに片手間でFXに取り組んでいる方は、スキマ時間で効率よくトレードしていかなければいけませんからね!

状況を把握するうえで時間帯別の値動きの特徴を知ることは大きな武器になります。

ロンドン・ニューヨーク時間以外でも状況次第では狙える時間もあるんです。

その一つが今回のような東京時間の終わり~ロンドン時間まで。

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]効率よくトレード出来ないな~・・・[/chat]

って方は参考にしてみてくださいね!

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