複数チャートを使って通貨のトレンドを把握する~通貨の強弱を見抜いて有利なトレードをする方法~

どうもこんにちは!

今回は通貨の強弱について。

よくたろう
通貨の強弱?
わたなべ
そ、強弱。
よくたろう
どの通貨が世界的に強いか、弱いかってこと?
わたなべ
ちょっと違うかな~。その辺も説明していくね!

通貨の値動きについて

通貨の値動きはそれぞれの通貨同士の価値によって決まります。
ドル円を例にして説明したいと思います。

ドル円ってゆーのは円に対するドルの価値です。

分かりやすく言うと両替した時の金額です。
1ドル100円の時に100円をドルに両替したら1ドルになりますよね?

1ドル90円の時に100円をドルに両替すると1.11ドルになります。
これはドルより円の方が高いから100円両替するとちょっと多めにもらえるんです。
円高ドル安、ってやつ。

では1ドルが110円なら100円をドルに換えると?

答えは0.91ドル、91セントになるんですねー。
円よりドルの方が高いから両替するとちょっと少なくなってしまうんです。
円安ドル高、ってのはこういうこと。

FXではこの価格の差がチャートになっているんですよね。
ドル円だったら、円に対してのドルの価値によってチャートが上がったり下がったりするわけです。

1ドルが日本円で何円になっているかでチャートが動きます。

1ドルが100円の価値なら100円の値、1ドルが110円の価値なら110円の値・・・となるわけです。

1ドル欲しいなって思った時に100円で買えたとしましょう。
ドルの価値が上がると、1ドル欲しいと思ったら110円払わないと買えなくなってしまうってことです。

これはほかの通貨でも同じ。
例えばユーロドル。
これはドルに対するユーロの価値。

ドルに対してユーロの価値が上がればチャートは上がり、価値が下がればチャートは下がります。
1ユーロが1ドルなら1ドルの値、1ユーロが1.1ドルなら1.1ドルの値・・・となるわけです。

ユーロの価値が上がるっていうことは
1ユーロ欲しいなって思った時に1ドルで買えていたのが、ユーロの価値が上がって1ユーロ買うのに1.1ドル必要になった、ということです。

要は2番目に書いてある通貨に対して、最初に書いてある通貨の価値がどうなったかでチャートは動いてるんです。

ドル円なら円に対するドルの値動き、ユーロドルならドルに対するユーロの値動き、ユーロ円なら円に対するユーロの値動き、でチャートが動くわけです。

通貨の強弱を判別する

通貨の強弱といっても値動きの上での話です。

よくたろう
ドルが世界の基軸通貨だからドルが強ってこと
でしょ?
わたなべ
そーゆー話ではなくて、ここでは値動きの強弱の話をしていくよ

値動きの強弱っていうのはどの通貨が買われているか、売られているか?っていう話です。

買われている通貨が強い通貨

売られている通貨が弱い通貨

です。

市場参加者みんなに買われて価値が上がっている通貨は強く、みんなに売られて価値が下がっている通貨は弱い。

  • 買われている通貨=強い
  • 売られている通貨=弱い

とFXでは表現します。

一つのチャートを見て強弱を判断できる?

この通貨の強弱、買われているか、売られているかを判断できればそのトレンド方向に乗ることで有利にトレード出来るんです。

  • 買われている通貨=価値が上がっている通貨
  • 売られている通貨=価値が下がっている通貨

と判断できれば買われている通貨なら買い、売られている通貨なら売る

というトレードの方が有利なのは間違いないですよね?

では一つのチャートを見てこれを判断できるでしょうか?

例えば次のチャートを見てください。

ユーロドル15分足

黄色の枠で囲ったところ、ユーロドルチャートが上昇の動きを見せています。

ここで問題です。
上昇した理由は次のどちらでしょう?

  1. ユーロが値上がりした
  2. ドルが値下がりした

答えは・・・

分かりません!!

よくたろう
チャートが上がってるからユーロの価値が上がってるじゃん?
わたなべ
これだけじゃあ、わかんないんだよね。
わたなべ
なんでかってゆーと

チャートが上昇する理由は値が上がっただけでなく、相対する通貨が下がることによってもチャートは上がるからね!

ユーロドルだったら、ユーロの値が上がってもチャートは上がるし、ドルの値が下がってもチャートは上がります。

ユーロドルっていうのはドルに対するユーロの価値ですよね?
ということはユーロが上がってチャートが上がるのは当然ですが、ドルの値が下がると必然的にユーロの価値っていうのは上がってきます。
ドルの価値が下がるということは、ドルに相対するユーロの方が価値は上、ということになりますからチャートは上がっていくんです。

一つのチャートを見ていただけではどの通貨が買われているか、売られているかっていうのはわからないんですよね。

複数のチャートで判断する

ユーロドルチャート単体ではどちらの通貨が値動きしてるのかわからない、と言いました。

一つのチャートだけを見るより、複数チャートを使うことで通貨の値動きがわかります。

どの通貨が買われているか、売られているか

っていうのが判断できるんですね。

先ほどと同じ時間帯のドル円とユーロ円を見てみましょう。

ドル円15分足

ユーロ円15分足

さてどうでしょう?
ドル円はそれほど動いていませんね。
ですがユーロ円ではユーロドルと同じように値を上げています。

ドル円に動きが少なく、ユーロドルとユーロ円で値を上げているということはユーロが買われ、ユーロの値が上がったと判断できるんです。

反対にユーロドルとドル円を比べてみたときにドル円で下がっていたらどうでしょう?
ユーロ円もチェックしてユーロにそれほど値動きがなければドルの値が動いた、と判断できるんです。

ドルの値が下がったからユーロドルではユーロの価値が上がりチャートが上昇した、となります。

複数のチャートを見ていくことでどの通貨が動いているか?
っていうのがわかるんです。
ということはその方向へ売買していく方が確実に有利になるんですよね。

チャートが上がってるからと言って通貨が値上がりしているとは限らないです。
相対する通貨の値下がりの可能性もあるっていうのは覚えておきましょう。

通貨の強弱をトレンドフォローに活かす

複数のチャートを見て通貨の強弱を判断することで、どの通貨が買われているのか、どの通貨が売られているか?
っていうのは分ったでしょうか?

で、この❝通貨の強弱❞をトレンドフォローに活かすことでトレードを有利にできるんですよね。

トレンドが出ている方向にエントリーしていくのがトレンドフォローですから、買われている通貨があれば買い方向にエントリーしていく方が当然、期待値は高いです。
反対に売られている通貨があれば売りエントリーの方が期待値は高くなるんですね。

通貨が買われたり、売られたりすることで出来たトレンドを狙っていくのですから通貨の強弱を理解できれば格段にトレードを有利に進めることができます。

これを覚えて置くことで相場の分析に確実に役立ちます。
一つのチャートを見るだけでなく、複数チャートを見て相場の環境を認識することを是非、意識してみてくださいね。

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