ローソク足のヒゲはシグナルになる!ローソク足のヒゲと実体の見方

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エントリーするときにあなたはどんなサイン、シグナルを目安にしていますか??

  • ラインでの反発?
  • オシレーター?
  • 移動平均線のクロス?

エントリーのシグナルは色々とありますが、もっと単純に、そしてシンプルにシグナルとして使えるのが・・・

❝ローソク足!❞

ローソク足の動きの仕組みを知ることで

[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”left”]市場での買い手と売り手のバランスは?[/chat]

[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”right”]この先どう動く可能性が高い?[/chat]

ってのが分かるんです!

ポイントは「ヒゲ」「実体」

それではご覧ください~。

目次

ローソク足の見方

まずはローソク足の見方から!

意外と

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]ローソク足ってどう見るのかわかーんな~い![/chat]

って方、多いんではないでしょうか??

まずは基本的なことから。

ローソク足は❝実体❞と❝ヒゲ❞で出来ています。

[aside type=”boader”]

  • ❝実体❞は始値(はじめね)と終値(おわりね)で出来たもの
  • ❝ヒゲ❞は高値(たかね)と安値(やすね)で出たもの

[/aside]

です。

[box class=”yellow_box” title=”始値と高値とは?”]始値(はじめね)とはその足で最初に取引された価格で、終値(おわりね)とはその足の最後に取引された価格です。

日足を例にすると・・・

その日、最初の価格が始値で、その日の最後の価格が終値。

ドル円で、その日のスタートの価格が1ドル100円だとしましょう。

すると始値(はじめね)は100円。

その日の最後の価格が110円だとすると終値は110円になります。

するとローソク足は100円~110円の間で実体が確定するわけです。
[/box]

これは日足だけではなくその他の時間軸でも同じ。

1時間足なら1時間のうちで最初の価格と最後の価格が始値(はじめね)と終値(おわりね)になり、そこでローソク足の実体が出来るということ。

[box class=”yellow_box” title=”高値と安値とは?”]高値(たかね)とはその期間でもっとも値が高くついた地点です。

反対に安値(やすね)は期間内でもっとも安くついた値。

始値(はじめね)と終値(おわりね)は最初と最後の価格でしたが、

高値(たかね)と安値(やすね)は期間内についた価格、ということ。

ローソク足で見るとヒゲの部分が高値(たかね)と安値(やすね)になります。

例えば

  • 始値(はじめね):100円
  • 終値(おわりね):110円
  • 高値(たかね):120円
  • 安値(やすね):90円

だとローソク足はこんな感じになります。
[/box]

  • 始値(はじめね)
  • 終値(おわりね)
  • 高値(たかね)
  • 安値(やすね)

の4つの価格のことを【四本値(よんほんね)】と言います。

ローソク足は【四本値(よんほんね)】を❝実体❞❝ヒゲ❞で表してくれるんですね。

ローソク足のシグナルはヒゲの出方に注目!


ローソク足に関しては理解できたでしょうか??

ではここからが本題、ローソク足のシグナルについて。

実体は期間内で確定した価格で、ヒゲは期間内の動きの幅を表してくれます。

これがどうシグナルに影響してくるかというと・・・

ヒゲがヒゲで終わった場合、つまり価格が確定していない場合の市場心理に影響してきます。

どういうことか?説明していきますね!

まず、ヒゲは期間内での高値(たかね)と安値(やすね)によって出現します。

例えば価格が上がって上昇トレンドだったとしましょう。

すると価格はどんどん上がっていきますよね??

しかし・・・

トレンドの勢いは永遠に続くわけではありません!

いずれ必ずその勢いはなくなります。

すると当然、買い手は少なくなります。

買い手が減るということは更新し続けていた「高値」や「終値」の勢いにかげりが見え始めるということ。

価格が上昇し「高値」を更新し続けているということは「終値」も上昇し続けます。

しかし・・・

高値だけが上昇し、「終値」がともなわないときがあるんです!


高値はつけているが、終値で見るとそれほど上がっていない、という状態。

つまり・・・

終値でそれほど上がっていないという事は買い手がいなくなり買い圧力が弱まっているという事になるんです!

長いひげが出来、終値がともなっていないという事は

勢いが弱くなってきている=転換のシグナル

ということになるんですね。

買い売り圧力が弱まるという事は転換のサイン


買いや売りの圧力が弱まるという事は、買い手・売り手がもういなくなってきているということ。

つまり相場が転換点に来ている可能性が高いと判断できるんです。

上昇トレンドでは買い手が多いため、終値ベースで見て高値を更新していきます。

更新しているところで終値の勢いが弱まるということはもうそこに買い手はいないという事。

買い手がいなくなった市場は下落がはじまります。

もう十分に上げたと判断する投資家が決済しだすからですね。

買いの決済は売りですから、買い手がいなくなった通貨は売られ始めます。

そこを見抜くために大事なのがローソク足の❝ヒゲ❞なんです!

ローソク足のヒゲは期間内の高値と安値です。

ヒゲが伸びているという事は高値・安値は更新していることになります。

ヒゲが伸びているという事は市場が上がろう・下がろうとしている状態。

しかし実体を大きく超えてヒゲが伸びている場合は少し違ってきます。

トレンドが出ている中で高値安値をグイグイ更新していても突然

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]もうここらが潮時やな[/chat]

と市場に判断される場面があります。

そーゆーとき、ローソク足はヒゲ(高値安値)は更新しているにも関わらず、終値はあまり伸びないんです。

つまりヒゲだけが異様に長くなっている状態。

一時的には上げたけど、結局市場にはそれほど意識されず、更新が止まり、終値は伸びていない状態。

こうなった状態がヒゲが伸びた状態になってローソク足に現れるんです。

ヒゲが伸びたら転換シグナル!抵抗帯に注目


ヒゲが実体より大きく伸びている場合、転換の可能性が高まり相場が転換するシグナルになります。

実際のチャートを見てみましょう。

赤丸で囲ったあたりで「ヒゲ」が大きく伸びていますね?

そのあと価格は逆行しているのが分かると思います。

こんな感じで「ヒゲ」が大きく伸び、そこから反転するという動きが市場には多くあるんです。

市場心理が上げどまり・下げ止まりと判断している為、このような動きになるんですね。

しかーーし!!

それだけでは根拠として薄いです!

ヒゲが大きく伸びていたとしてもトレンドの勢いが強ければ次のローソク足の実体が伸び始める、という事になりますからね。

そこで大事なのが市場の抵抗帯!

水平ラインやトレンドラインなどの抵抗帯のこと。

抵抗帯となっている価格帯付近でのローソク足の動きを見ていくわけです。

抵抗帯となっている価格帯にローソク足が差し掛かった時のヒゲの出方ですね。

抵抗帯となっているラインから大きくヒゲが伸び、実体がともなっていない場合・・・

ブレイクしようとしても出来なかった可能性が高まります。

反対に抵抗帯を実体がブレイクした場合はブレイクの可能性が高まる、というわけ。

ローソク足のシグナルのポイントは抵抗帯付近でのヒゲと実体の動きなんです!

抵抗帯付近(レジサポラインやトレンドライン)でヒゲが大きく伸びるようであれば、ブレイクではなく単なるダマシの値動きの可能性が高くなります。

反対に、実体が伴って動いてくる場合はまだまだ上げてくる可能性が高まります。

つまり、抵抗帯をローソク足の実体がブレイクしたという事はラインブレイクの可能性が高くなる、という事です。

ローソク足のシグナルまとめ


ここまでの話をまとめると

  • 実体に比べ、ヒゲが大きく伸びている場合はそこが上げどまり・下げ止まりの可能性が高まる
  • 抵抗帯(レジサポラインやトレンドライン)付近で大きくヒゲが伸びた場合は単なるダマシの可能性
  • 抵抗帯付近をローソク足の実体が大きく超えてきた場合、ブレイクの可能性が高まる

という事になります。

ローソク足をいつも何気なーく見ていたりしませんでしたか?

ローソク足ひとつ取ってみても、動きをよーく観察すると市場で何が起きているのかってのが分かります。

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]上昇トレンドだけどヒゲが大きく伸びているな・・・上げどまりか??[/chat]

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”right”]抵抗帯をブレイクしたように見えるけどヒゲだけがブレイクしている・・・ダマシの可能性が高いな[/chat]

などなど、ローソク足の「ヒゲ」と「実体」の動きを見ることでエントリー時の判断にも使えます。

  • ブレイクを狙うのであればヒゲだけでなく実体が超えたかどうか?
  • 抵抗帯の反発を狙うのであれば抵抗帯付近ではローソク足がどんな動きをしているか?ヒゲは?実体は?

ってのを見ていくことでトレードの精度が上がっていきます。

たかがローソク足・・・されどローソク足・・・

トレンドの方向性や抵抗帯の動きだけでなく、ローソク足の動きにも注目してトレードしてみてくださいね(^^)

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]よくわかんね~・・・[/chat]

って方はコメントからでもお問い合わせからでも

遠慮なく質問、お待ちしております(^^)

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