FXのトレンドには2種類ある!

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FXではトレンドに乗ってトレードしていくのが❝セオリー❞

「トレンドはフレンド(友だち)」という昔からの格言があるくらいですからね。

僕はFXではセオリー以外のことはする必要は無いと思っています。

買われているのであれば買い、売られているのであれば売る・・・。

簡単に言えばこれが「トレンドに乗る」ということです。

トレンドを判断するために「チャート」を見ていくわけですが・・・

トレンドには2種類あるんです!

僕は、利確の目安位置を判断するときトレンドがどちらの性質によるものかで決めます。

利確のポイントって意外と迷う・・・

そんなあなたの参考になればと思います。

目次

2種類のトレンドとは?

まず初めにトレンドとは・・・

「相場の流れ」のことです!

買われているのか?売られているのか?っていう値動きの流れですね。

通貨は買われれば上昇し、売られれば下降します。

  • 買われている状態ではチャートは右肩上がりになり、「上昇トレンド」
  • 売られている状態ではチャートは右肩下がりになり、「下降トレンド」

となります。

なんですが、上昇・下降の流れにも種類があります。

それが「変動幅」です。

僕はこの変動幅の違いでトレンドがどういった性質で動いているのかを判断します。

変動幅「大」


まず初めに「変動幅が大きい」トレンド。

変動幅が大きいトレンドとは押しや戻りの振り幅が大きいトレンドのことです。

次のチャートを見てください。

このチャートは下降トレンドです。

ですがきれいに移動平均線にそって下落、ではなく
大きな押し・戻りをくり返しながら下落しているトレンドです。

トレンドは一直線に値が動くわけではなく、上がったり下がったりをくり返しながらトレンドを形作ります。

この上がったり下がったりの値動きの幅が大きいトレンドが「変動大のトレンド」

変動幅「小」


そしてもう一つが「変動幅が小さい」トレンドです。

このトレンドは上昇トレンドですが、先ほどのチャートと比べてどうでしょう?

あきらかに押しや戻りが小さいですよね。

きれいに移動平均線にそって上昇トレンドを形成しています。

「変動大のトレンド」と違い大きな押しや戻りがなく動いていくタイプのトレンド。

これが「変動小のトレンド」です。

変動幅の違いによる値動きの性質


1つ目の変動幅が大きいタイプのトレンドでは買いと売りの力がやや拮抗しながら売られている状態です。

こういった場合、利食いの目安は直近の最安値までです。

理由は買いと売りの力がどちらか一方に偏って出来たトレンドではないからです。

買いか売り、どちらかが強ければこれだけの変動幅はそこまで出ません。

仮に売りが明らかに強ければ、ここまで深い戻りをつける前に価格は下がります。

売りが明らかに強い場合、価格を押し上げるほどの買い注文が入らないからです。

変動幅が大きいということは買いの力もそれなりにあるということです。

なので、直近の最安値・最高値を目標にトレードを仕掛けます。

そして変動幅が大きいので直近の最安値・最高値を目標にしても十分なリスクリワード比率でトレードできます。

価格は高値を切り下げているので、損切りは直近の最高値でいいです。

仮にここを上にブレイクするのであれば、買いの注文が売りの注文を上回ったということでトレンド否定と判断し損切りしてしまいましょう。

次に2つ目の変動幅が小さいタイプのトレンドでは買いと売りの力関係を考えたとき、明らかに買いの方が強いです。

売りより買いの方が強いので、売られてもそこまで深い押しをつけていません。

買い注文が多いので価格を下げるほどの売り注文が入らないためです。

こういった場合、前回の最高値・最安値を目標にしてしまうとリスクリワードが悪くなります。

変動幅がないのでほとんど利益になりませんよね。

変動幅が小さく、明らかに注文がどちらかに偏っている場合、前回の最高値・最安値ではなく時間軸で見た最高値・最安値までを狙います。

チャートで見ても最安値・最高値がないほどの強いトレンドの場合、上位足での抵抗帯になりそうなところを狙います。

チャートを監視できるのであればここで「トレーリングストップ」を使ってもいいですね。

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監視がむずかしい場合はあらかじめ利食いは決めてしまった方がいいでしょう。

どれだけ強いトレンドでも要人発言一つで大暴落する、とかは普通にありますから。

つねに監視し、損切りを移動できる場合のみトレーリングストップは使います。

ある程度の期間、トレンドが否定されるまではポジションを持ち続けますからね。

まとめ


トレンドは大まかに分けてこの2つです。

それぞれでトレンドが形成されている性質は違いますから、トレンドに合わせた手仕舞いが大事です。

ちなみに大きなトレンドをとらえたときにはトレーリングストップを使いますが、タイミングと相場状況次第では「増し玉」を使います。

トレンドが出ているのであれば利は最大限に伸ばしたいですからね。
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僕のトレードは方向性が出たときだけです。

そしてその方向性にも2つのパターン

  • 変動大のトレンド
  • 変動小のトレンド

があります。

これを把握し、値動きの性質を考慮したうえで

  • 利確はどこを目安にするか?
  • ポジションすべてを決済するか?
  • トレーリングストップを使うか?

ってのを考えます。

変動幅で買いと売りのバランスがどうなっているかを考えるんです。

一口にトレンドフォローといっても、その裏にある売り買いのバランスってのもあるんです。

[chat face=”817-1.png” name=”” align=”left”]利確位置に迷ってる・・・[/chat]

という方は参考にしてみてくださいね!

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