ブログでも質問の多い「エントリーのタイミング」
このブログでも実際に行った僕のトレードでトレード手法、エントリーのタイミングを解説してきました。
ですが、他の人がやっているトレードと自分が実際にやるトレードではやはり違うもの。
出来るだけ詳しくは解説していますが、なかなかむずかしいですよね。
そこで「無料相談」や「マンツーマンでの指導」を通してトレードのやり方を個別で伝えさせています。
で、今回の記事では「エントリーのタイミング」について質問を頂いたので、僕の回答と合わせて解説していきます。
僕がトレードできる時間は一日のうちわずかしかありません。
そんな中で利益を出しているのは見るべきポイントを絞っているからなんです。
あまりに見るべきポイントが多すぎるとうまくいきません。
シンプルに”相場の勢い”を見るだけでいいんです。
エントリーについての質問
※一部抜粋
今日は質問があってメールをさせて頂きました。
現時点のドル円の日足ですが、眺めているとゴールデンクロスになっている日があります。
3月8日、ピンクの丸で印をつけた所ですが、この位置ですとADXの勢いも特に強いというわけでもなく、その後の押しも無いように見えます。
25日の時点でようやくADXの勢いが確認でき、買いの勢いが強くなったことが分かります。
ただ、8日から25日になるまでの間、相場は上昇を続けており、この場合どこかに仕掛けるポイントがあったのだとすれば、ポイントはどこにあったのでしょうか。
私はこの間、何をするべきだったのか、「待ち」で良かったのか、
それとも私にはまだ分らない、仕掛けるポイントがあったのかどうか・・・。
そのあたりを教えて頂ければと思いました。
ローソク足のスイングが形成されて、翌日に前日の高値を超えたポイントがある日も数日あったのですが、そこを仕掛けのポイントとして良かったのかどうか。
なかなか最適な仕掛けのポイントが分かりません。
ただ、こんな相場状況の時こそ、勉強のチャンスと思っていますので、ご教授頂けましたら幸いです。
宜しくお願い致します。
質問回答
こんにちは!
ひとつひとつ解説していきますね!
まず、送っていただいたチャートをもとに
- ADX
- 仕掛けのポイント
この辺りを解説していきます。
まずはADXから。
印を付けているところから数日たった辺りでADXは上昇していますね。
ADXが上昇し始めていたら勢いが出始めた、ということです。
なので赤の矢印(25日)に至る前にはすでにADXは勢いが出始めたことを示唆しています。
上昇を確認できた時点で仕掛けるかどうかを考えてもいいでしょう。
次に仕掛けのポイントについて。
116.396円に水平ラインを引いていますよね?
過去、この価格帯で何度も反転し止められている所を見ると、抵抗線と見ていいラインだと思います。
そして、このラインをブレイクした日がありますよね、黄色で囲っている辺りです。
この水平ラインを超えた部分というのは抵抗線をブレイクしたタイミングでもあり、ADXが上昇し始めているタイミングでもあります。
仕掛けるとしたらここです。
ですが、ここで気にしなくては行けないのは、価格が行き過ぎていないかどうか?という点。
ここで「ATR」を使って平均の値動きを算出します。
水平ラインをブレイクした場面から直近安値までの距離を測ります。
その時、ATRの数値の2倍以上離れていれば、価格の行き過ぎと判断し、エントリーは見送り。
ATRの2倍以内に収まっていれば、仕掛けの条件を満たしているのでエントリーです。
確かこの場面、僕も見ていましたが、ATRの2倍以上離れていたのでエントリーは見送りました。
ただ、AUD/JPY・NZD/JPYも同じような形になっており、そちらはまだ価格は行き過ぎていなかったので、この通貨ペアでエントリーしました。
ちなみにまだ保有中です。
ですが、そろそろ手仕舞いしたほうが良さそうな形になってきているので、そろそろポジションを閉じるときですかね。
このトレードも後々記事で解説していこうと思うので、記事を書いたらシェアしますね!
【豪ドル円トレード解説】
↓↓↓
あとは多分、この急騰の動きに乗れなかったことを少し気になさっていますよね?
正直、こういった動きは1年に2、3回あればいいほうです。
イレギュラーな動きですからね。
確かに乗れればデカイですが、乗れなった以上はもうしょうがないです。
それを気にするよりかは、最適なタイミングまで我慢して待ったほうがいいですね。
チャンスは必ずきます。
それに、こういった動きから学ぶことも多いはずです。
Sさんの言う通り、勉強のチャンスなわけです。
最初のブレイク以降は目立った戻りもなく、ここで仕掛けのタイミングを逃したら見送りですね。
エントリー時、最初に見るのはADX
そこでひとつアドバイスするなら、最初に見るポイントはADXが上昇しているかどうか、です。
おそらくですが、一度にいろいろなポイントを見すぎてしまっているのかな?と。
見るべきポイントが多すぎると逆にうまくいきません。
トレンドに乗ることだけを考えるんです。
上げているなら買い、下げているなら売る。
そのためにはまず相場に勢いがあるときに乗らなければいけません。
勢いが出始めたところがベストなタイミングですから。
その勢いを見るために、まず最初に「ADX」を見るんです。
ADXの上昇下降だけを見るのであればそれほど時間もかかりません。
ADXを見て上がっていなければその他の要素を見る必要はありませんからね。
その時間をより良い動きをしている銘柄を見る時間に回せるわけです。
スキマ時間だけで勝つためには余計な情報はいりません。
勝つための情報だけでいいんです。
人間が1度に集中出来るところは限られていますからね。
まずはADXの動きをだけを集中して通貨ペアを見ていきましょう。
見るべきポイントを絞れてばチャートを見る時間も少なくすみますし、考え込むことも少なくなるはずです。
質問に関する回答は以上になります。
色々と一気に説明してしまいましたが、理解が追いつかないところがあればまた遠慮なく連絡してくださいね^^
お待ちしております。
まとめ
僕のトレードの考え方はシンプルです。
相場の方向性を見定め、勢いが出始めたら仕掛ける
これだけ。
そして思惑通りに行かないなら(勢いが続かないなら)すぐに切る。
この繰り返しによって資金を少しづつ増やしているんです。
もちろん負けが続くときもあります。
でもそれを補うくらいに大きなトレンドを捉えることができれば問題ないです。
1日2日で儲けようと思っていませんから。
大きく値が伸びる数少ないチャンスを逃さないために、見るべきポイントも少なくしているんです。
あまりに多くを見ようとしては逆にうまくいきません。
限界がありますからね。
ましてやスキマ時間だけ勝とうとしたらなおさら集中できません。
だったら少ないポイントに絞って逃さないように見ていったほうがいい。
だから僕がチャートを見るときはまず「ADXの上昇」だけを見るんです。
ADXの上昇を確認できてからエントリーのタイミングを見ていくわけです。
ADXが上昇してから、
- 支持線・抵抗線
- 直近の高値安値
- 前日の高値安値
これらのブレイクをシグナルに仕掛ける。
これが「ベストなエントリーのタイミング」です。
僕のトレードはそれ以外で仕掛けることはありません。
エントリーのタイミング、参考にしてみてくださいね。
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