[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]トレンドフォローしてるし、押し目買い戻り売りに徹してるんだけど勝てねーなぁ・・・[/chat]
というソコのあなた!
「マルチタイムフレーム(MTF)分析」を知っていますか?
知らない方はこの分析を知ることでトレンドフォローの精度がきっと上がるはずです。
トレードスタイルに関係なく重視される非常に重要な分析方法です。
分析と難しい言葉を使っていますが、別に難しいことではなく
[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”right”]3つの時間軸を見て相場状況(買いが優勢?売りが優勢?)を判断していきましょうね![/chat]
っていうだけの話です。
相場状況を把握するための基本的な分析方法なのでトレンドフォローに必須の知識!
それではいってみましょう!
マルルチタイムフレーム分析とは?
マルチタイムフレーム分析ってのは複数の時間軸で分析する方法。
日足、4時間足、1時間足、30分足・・・
とチャートには様々な時間軸があります。
トレードする際にこれら複数の時間軸で上目線なのか下目線かを判断するのがマルチタイムフレーム分析です。
複数の時間軸って?
複数といっても具体的にはどの時間軸を見ていけばいいんでしょうか?
マルチタイムといっても近い時間軸、例えば5分足と15分足などでは相場の状況は把握出来ません。
見るべき時間軸は
長期足、中期足、短期足
の3つの時間軸ですね。
一般的には
[aside type=”boader”]
- 長期足:日足、4時間足
- 中期足:1時間足、30分足
- 短期足:15分足、5分足
[/aside]
を使うことが多いです。
が!
これはそれぞれのトレーダーによって意識する時間軸は違ってくるんですね~。
長期足で週足を使う人もいますし、4時間足を中期の時間軸とみる人もいれば1時間足を短期としてみる人もいます。
それでもみんな勝ってるトレーダー。
この人たちには共通点があって
シングルタイム(一つの時間軸)での分析はしていない
ということ。
ほとんどのトレーダーが複数の時間軸(マルチタイム)で相場を分析しているんです。
このことからも複数の時間軸の分析ってのはそれだけ相場状況をしっかり分析できるんですね。
上位足が重要!短期の一時的な戻しに気をつけよう
この「マルチタイムフレーム分析」
もっとも意識しなければならないのが上位足。
つまり長期の流れです。
何故かというと
短期的なトレンドは長期トレンドの一時的な戻しの可能性が高いんですね。
チャートは上がったり下がったりを繰り返してトレンドを形成しますよね?
長期の流れを見ていないと一時的な短期の戻しかどうか判断出来ないんです。
長期の流れは短期の流れを飲み込む
長期の流れってのは短期の流れに比べてはるかに強いです。
長期で買われている通貨が短期的に売られていたとしてもそれは一時的な戻しってパターンはかなり多いです。
逆も同じで長期で売られているのに短期では買われているっていうパターン。
例えばコレ
[aside type=”boader”]ポンドドル日足
[/aside]
日足環境(長期時間軸)では下目線と見れます。
移動平均線が下向きになっているし、下降雲もできています。
上昇トレンドですね。
このように長期時間軸と短期、中期では方向性が違うという場面がたくさんありますよね~。
が、しかし!
マルチタイムフレーム分析を使うことで
[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”right”]下位足では上昇しているが長期ではダウントレンドだからこれは一時的な戻しの可能性が高い[/chat]
と判断できるんですね。
一つの時間軸(短期足)だけを見ていると一時的な逆行と判断できず損失を広げてしまうことになるんです。
「木を見て森を見ず」の状態とはこのこと。
特に短期足ではトレンドが出やすいです。
一時的な逆行をトレンドと判断してしまうのを避けるためにも長期の時間軸を見ていくんですね。
長期トレンドに従うのがトレンドフォローの基本戦略です。
長期足を見て戦略を立てる
長期トレンドと短期トレンドが真逆の場合が相場では多々あります。
長期トレンドの一時的な戻しなのか短期トレンドが相場状況の転換のサインなのか迷うことって結構ありません?
転換のサインだとしたら大きく利益が取れるし、一時的な戻しだとしたら損失が出るだけだし・・・。
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]この場合どう判断すればいいのよ・・・[/chat]
という場合には長期足で意識されているポイントを見つけてみましょう!
実際のチャートで見てみると・・・
[aside type=”boader”]ドル円日足
[/aside]
この上昇トレンド。
移動平均線にそって値を上げてきています。
てことはこの「移動平均線」は市場に意識されてそうだな~、と判断できます。
この移動平均線で反発すれば上目線がやはり強く、反対に抜ければトレンド転換の可能性も出てきそうなポイントですよね?
もちろん、これだけではエントリーの根拠としては不十分ですが、市場に意識されてそうなポイントとは判断できます。
長期時間軸での反発のポイントを見ていくことで
[aside type=”boader”]
- 今エントリーすべきなのか?
- それとも待ちなのか?
[/aside]
を判断していくことでよくある短期足でのダマシに合う確率を低くできるんです。
期待値ってやつですね。
どう動く可能性が高いのか?
を長期時間軸で見ていくわけです。
上位足で反発しているポイントがあればそこは確実に意識されているところになりますからね。
インジケーターだけではなく、レジスタンスラインやサポートラインとかも使ってそこを見ていくことで精度を上げていくんです。
細かいエントリーポイントを探るための短期足!
細かいエントリーポイントを探るために短期足を使います。
エントリーのタイミングを長期足で見ていって
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]今がエントリータイミングや![/chat]
と判断できたのなら短期足で細かいエントリーポイントを見ていきます。
短期足、中期足でも当然インジケーターやラインでの反発はありますからね。
そのポイントで入るか入らないかをマルチタイムで見ていくんです。
長期の流れは短期中期に比べ優位性があるので基本は優位性のある長期の流れに乗るのがセオリー。
短期中期で長期足方向に動くサインを見つけていくのがマルチタイムフレーム分析の流れです。
短期的なトレンドだけでは優位性の判断はできませんからね。
レンジ相場でも活きてくるマルチタイム分析
どの時間軸でエントリーするときもそれよりも上位の時間軸での動きってのが重要になってきます。
レンジ相場で戦略を立てる時も同じ。
中、短期的なトレンドを狙うのであれば長期の時間軸で意識されているライン、サポートラインやレジスタンスラインが効いているところがエントリー、決済の目安になってくるわけですね。
例えば長期ではレンジだけど中期的にはトレンドが出てるって場合は長期の高値や安値が決済のポイントと判断するのがベストな戦略だと言えます。
ニュージーランドドル/ドルの4時間足ですがレンジ相場になっていますねー。
上目線ですね。
ここで4時間足のレジスタンスラインの値を目安に買い注文、というのも戦略の一つ。
こんな感じで戦略を立てる時もマルチタイムフレーム分析は役立つんですよね。
長期の時間軸ではどうしてもレンジ相場が多くなってしまいます。
長期足のレジスタンスライン、サポートラインは市場参加者にものすごーーーく意識されるポイントになるからなんですね。
ほとんどのトレーダーが長期時間軸を見てますから、長期のレジスタンス、サポートってのは非常に効きやすいです。
それだけ長期で引けるレジスタンスライン、サポートラインは抜けづらいんです。
マルチタイムフレーム分析はこういった長期での明確な抵抗線、支持線を見抜くためにも重要な分析方法なんですね。
逆にココさえ抜ければその方向にグッと動きが出ることも多いです。
そーなったら長期トレンドをフォローしていく戦略がベスト。
相場が今どんな状況かを判断していくためにも【マルチタイムフレーム分析】は基本でありとっても大事な分析方法なんです!
今トレンドフォローで負けている人は
[aside type=”boader”]
- 長期の流れはどうか?
- サポートラインやレジスタンスラインはどうか?
- 反発のポイントは?
[/aside]
っていうのを複数の時間軸で見ていくことで精度の高い分析ができるようになるはずです。
是非【マルチタイムフレーム分析】を理解して相場を攻略していきましょう!
コメント