レジスタンスライン(抵抗線)は明確にブレイクされない限り、反転の可能性が高い価格帯。
何度も反転している上昇抵抗帯であれば、僕の場合そのレジスタンスラインを軸にトレード戦略を考えます。
レジスタンスラインが突破されない限り、どれだけ勢いが出ていてもその価格帯域までしか狙いません。
レジスタンスを超えてこない、ということはまた反転する可能性が高い、ということですから。
今回のトレードはまさにそんなトレード。
買いの勢いが出た場面でしたが、日足で明確なレジスタンスラインが引ける相場状況。
エントリー〜エントリー後の動きまでを解説していきます。
ブレイクされるまでは決して欲張らないこと。
1回のトレードでの大きな利益より継続して利益を出し続けることの方が何倍も大事ですから。
相場状況
取引通貨はカナダ円(CAD/JPY)
日足チャート
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全体を見れば明確なトレンド相場というよりはもみ合いのレンジに近いですが、直近では上昇の動きが強いですね。
- 移動平均線はゴールデンクロスから上昇
- ADXも上向き
- DMIも+DIラインが上で推移
と仕掛けてもいいような相場状況。
ラインチャートを見てみると、
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直近の短期的なもみ合いから上に抜けましたね。
短期的なもみ合いの抵抗線を上にブレイクしたところで仕掛けます。
エントリーしても良い状況ですが、91.649円に何度も反転しているレジスタンスライン(抵抗線)が引けますね。
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日足レベルで何度も反転しているレジスタンスラインですからね。
明確に超えてこない限り、この上までは狙わないです。
確率を追っているわけですから、反転の可能性が高いのであればそのポイントまでしか狙いません。
エントリー後の動き
エントリー後の動きを見ていきます。
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まずはすんなり上方抵抗線(レジスタンスライン)まで価格は到達。
短期的な上昇の勢いはやはり強いですね。
ここでひとまず決済します。
ですが、その後の動きを見ていくと・・・
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決済後、レジスタンスラインで反転、下落。
やはりこの価格帯は強力な抵抗線として機能している可能性が高そうです。
さらにその後の動きを見ていきます。
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レジスタンスラインを超えることが出来なかった価格はその後も下落。
完全に流れが変わっていますね。
移動平均線はデッドクロスしていますし、DMIを見ても-DIの数値の方が強いです。
ADX自体も上昇し、上昇から一転、下落の勢いの方が強くなっています。
この動きからもわかる通り、市場で何度も反転し止められている抵抗線はその後も反転する可能性は非常に高いんです。
上に抜けるまでは支持線や抵抗線というのは基点の価格帯としてトレードに役立つんですね。
継続して勝ちたいなら欲張らないこと
今回のトレードを通してもっとも言いたいこと、それは
決して欲張らない
ということ。
市場を見た時に、はっきりと反転を繰り返す価格帯というのはどこかには必ずあります。
その価格帯を超えてこないうちから超える想定でトレードは絶対にやってはいけません。
たしかに支持線・抵抗線をブレイクし、価格が大きく伸びる場面はあるでしょう。
その動きを目の当たりにすると、くやしい気持ちになるのもわかります。
[chat face=”817-1.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none”]どうして入っていなかったんだ[/chat]
[chat face=”817-1.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none”]ここで入っていれば今頃は・・・[/chat]
そういった感情が沸き上がっても当然ですし、人間である以上は誰でも思ってしまいます。
でも、その感情を乗り越えなければ為替市場で利益を出し続けることは出来ません。
一時の大きな値動きをとらえることは運次第で誰でも出来ます。
ただ、継続して利益を出し続けることがむずかしい。
本当に難しいです。
大勝ちすれば、また味わいたくなるから。
でもそう簡単に大勝ちなんて出来ません。
そんなに都合よく相場が動いてくれることはありません。
間違うことの方が多いくらい。
だから少しでも思惑と違った動きをしたらすぐに切る、
想定通りならすぐには利食いしない。
行くべきところに価格は行きます。
どこまで行くかは市場が教えてくれます。
そのどこか?というところが支持線・抵抗線、レジスタンス、サポートラインなんですね。
何度も反転し、ここが市場で意識されている価格帯だよ、と教えてくれているんです。
チャートをよく見ること。
注意深く観察していれば必ずヒントをくれます。
ヒントをもらったらそれを最大限に活かす。
これが継続的に利益を出していく秘訣でもあります。
参考にしてみてくださいね。
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