FXのリスクヘッジ!経済指標・ニュース発表時はトレードしない!

当ページのリンクには広告が含まれています。

為替相場を大きく動かす要因の一つに「経済指標」があります。

様々あるFXの情報サイトでは日々「経済指標」や「ニュース」が更新されていますよね?

そもそもなぜ「経済指標」は意識しなければいけないんでしょうか?

経済の動きを予測して大きな利益を得るため?

・・・違います!

大きな利益を守るためではなく・・・大きな損失を避けるためなんです!

ギャンブルではなく投資ですからね。

リスクを避けるために経済指標は意識しなければいけないんです。

目次

価格が大きく動くワケ


為替相場で価格が大きく動くのは機関投資家やヘッジファンドの影響が大きいです。

機関投資家とは?

機関投資家とは、生命保険会社、損害保険会社、信託銀行、普通銀行、信用金庫、年金基金、共済組合、農協、政府系金融機関など、大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家のことをいいます。

引用:SMBC日興証券

ヘッジファンドとは?

ヘッジファンドとは、さまざまな取引手法を駆使して市場が上がっても下がっても利益を追求することを目的としたファンドです。

ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」という意味で、相場が下がったときの資産の目減りを避けるといったところから用いられています。

普通の投資信託は、運用方法に制限を設定しており、相場が一方向に動いたときのみ利益が出る仕組みのものがほとんどです。

一方ヘッジファンドは、比較的自由な運用が可能で、先物取引や信用取引などを積極的に活用することで相場の上げ下げに関係なく利益を得ます。

リスクヘッジしながらも積極的な運用を基本としています。

引用:SMBC日興証券

機関投資家やヘッジファンドなどは、経済の動きによって莫大な金額を動かしてきます。

  • 雇用統計
  • GDP
  • 小売売上高
  • 政策金利発表
  • 要人発言

etc・・・

これらの重要な指標は、国の経済の今後の見通しを判断するために非常に意識されます。

ファンダメンタル取引が主の機関投資家やヘッジファンドはこれらの経済指標によって巨大な金を動かしてくるんです。

機関投資家と個人トレーダー


機関投資家やヘッジファンドは基本的に小さな値動きは狙いません!

彼らは経済の流れを読み、大きな流れを重視します。

長期的にみた流れに乗って資金を投資するんです。

長期的な流れはそれぞれの国の政策金利や経済状況、要人の発言などによって変わってきます。

つまり、それらに反応して彼らは資金を動かしてくるんです。

そして相場の流れをつくるのは彼らです。

経済指標に反応し、多額の資金を動かすことで相場が動きます。

僕らのような個人投資家では考えられない額を動かしてきますから相場が動くのは当たり前。

彼らは情報収集にも多額の資金をかけています。

経済ニュース発表前にはすでに彼らには情報が知れ渡っていると考えていいです。

個人投資家は動きを見てから仕掛けますが、機関投資家は自ら価格を動かします。

個人投資家とはまったく違うんです。

個人で機関投資家に太刀打ちしない


経済ニュース発表前には、すでに莫大な資金を動かす投資家には情報が流れています。

個人レベルで太刀打ちするのははっきり言って不可能!

彼らは利益を出すことが仕事です。

顧客の資金を預かって運用しているわけですから、お金稼ぎとかいう感覚ではないんです。

負ければクビが飛びますからね。

個人レベルの投資家の考えはすべて彼らには筒抜けだと思った方がいいです。

[chat face=”817-1.png” name=”” align=”left” icon_yellow”]個人レベルで機関投資家やヘッジファンドの裏をかく・・・[/chat]

なんてのは不可能だと思って下さい。

経済指標でトレードはしない!


相場が動くのは機関投資家・ヘッジファンドの莫大な金額が動くことによって起こります。

彼らが金額を動かすトリガーになるのが経済指標や要人発言、政策金利の発表などです。

当然、経済ニュース発表時には相場は荒れます。

世界中が注目していますからね。

経済指標発表時や要人発言のときなんかは、世界中の様々なトレーダーの思惑がうずまいています。

そんな中でトレードするのは大きなリスク!

つまり・・・

経済ニュース発表時にはトレードするべきではないんです!

機関投資家やヘッジファンドにはすでに情報はわたっています。

経済ニュースで一時的に相場が反応することも彼らは織り込み済み。

個人投資家が一時的に反応したところをプロは食い物にします。

ニュース発表時にトレードしないのは、こういったプロの食い物にされないための❝リスクヘッジ❞なんです。

FXはギャンブルではなく投資


FXは上がるか下がるか予想するものではありません!

予想してトレードするのはただのギャンブル!

  • 優位性はあるのか?
  • リスクは?
  • 期待値は?

これらを踏まえ、逆行する可能性も含みでポジションは取るべきなんです。

経済ニュース発表時は市場は荒れます。

いいニュース悪いニュースにかかわらず反応するトレーダーは一定数いますからね。

流れが出ていてもニュースによってノイズのように価格が逆に行くことはしょっちゅうあります。

要人発言一つで流れが大きく変わることもあります。

そういった価格の動きをすべて飲み込み、莫大な金額を動かす投資家達ももいます。

こういったことが起こるのは「ニュース」の発表時なんです。

経済指標や要人発言は世界中から注目されています。

そして「ニュース」発表時には様々なトレーダーの思惑がうずまいています。

そんな中に個人で飛び込んでいくのは自殺行為!

台風に人間一人が立ち向かって止められますか??

大きな津波に逆らって泳ぐことは出来ますか??

無理ですよね?

大きな経済ニュース発表時にトレードするのはそれと同じです。

しかも前もって分かっているのであれば、わざわざリスクをおかしてまで取引する必要はありません。

FXはギャンブルではなく投資です。

資産を増やすことが目的なのに、上がるか下がるか分からない場面で大切な資産をリスクにさらす理由はどこにもありません。

あらかじめ分かっているリスクは避ける!

一時の大儲けは必要ありませんからね。

リスクを避け、長期的に増やすってのを頭に入れておきましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次