ADXのシグナルは遅い?判断基準は20のラインと今の相場状況を考えること

当ページのリンクには広告が含まれています。

今回はADXのシグナルについて!

僕はADXを使ってトレードしますが、モニター生の方からADXのシグナルが遅い気がするという質問が・・・。

今回もコンサルから抜粋しつつ、ADXのシグナルについて解説。

大事なのはシグナルよりも❝今の相場状況❞を考える事なんです。

目次

ADXのシグナルは遅い?


ADXでトレンドが出ている時にエントリーすることについて、コンサルモニター生からこんな質問が来ました。

[chat face=”817-1.png” name=”モニター生” align=”right” icon_yellow”]過去チャートで見て、また実際にトレードを考える際にも、今までADXを使っていなくて違和感があります。

優先度としてはチャートで良いとのことでしたが、どの程度ADXを重要視すればよいでしょうか?

ADXのサインが出るときには、個人的には結構トレンドが出て遅めに感じるのですが・・・。[/chat]

たしかにADXは慣れないと違和感はあるかもしれません・・・。

[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”left” icon_blue”]そうですね~ADXは慣れないと使いづらいかもしれません。

一つの目安としてはADXが20以下のところから上昇し、20を上回った場面です。

例えば

この場面だと
赤い四角で囲ったあたりの前の相場状況ではレンジと判断できます。

  • 移動平均線、価格ともに横ばい
  • ADXも20を下回っている

で、価格・移動平均線が上昇をし始めた状況が赤で囲ったあたり。

その場面でADXが20を下から突き抜け上昇トレンドの可能性が高くなっています。

仮にここでエントリーできれば20MAを5MAがクロスした場面まで保有したとしたら50pips程度取れたことになります。

MA40を下回るまで保有していたとしたら70pipsの上昇です。

相場は拡大と縮小を繰り返します。

言い換えれば、縮小の後は必ず拡大の動きがあります。

その場面を見抜くためにADXを補助として使っている感じですね。[/chat]

[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”left” icon_blue”]流れとしては

  1. 移動平均線・ローソク足ともに上昇しているな・・・
  2. 押し目で買いで入りたいけど、もう少し根拠が欲しいな・・・
  3. ADXは?・・・上昇の動きが出ているな!
  4. 抵抗帯は・・・?(レジサポライン?過去反発している移動平均線?トレンドライン?)
  5. 損切りはこの抵抗帯の下だな!抜けたら見立てが違かったってことだからしょうがない。損切りで次に備えよう!

っていう感じです。

つまりこの場面での一例として

ちょうどレンジをブレイクし、レンジの高値でレジサポラインが引けます。

上昇の動きを見せ、一旦押し目を付けたところがレジサポラインです。

  • 移動平均線が上向き
  • ローソク足も高値を更新
  • ADXも上昇を示している

このことから目線は買い。

抵抗帯としてレジサポラインを目安に損切りを決めます。

ここからトレンドを追っていきますが、

価格はレジサポラインぴったりで反発するわけではないです。

レジサポライン付近では様々なトレーダーの思惑が交錯するわけですから、ノイズのように値が動きます。

値動きする余地を持たせるため、

損切りはある程度広くMA40の下あたり、-30pipsあたりのところに置きます。

利食いはどこを目安にするか?

というのを決めるのに日足を見ていきます。

日足を見ると、ダブルトップのような形を付けたネックライン付近が抵抗帯になりそうですよね?

この辺りまでは抵抗帯もなく上昇していきそうな形になっています。

もちろんそこまで確実に行くという保証はないですから、チャートを監視していくわけです。

もう一度1時間足を見ると

1時間足で見るとMA40を大きく下に抜け、下落の勢いが強くなっていますよね。

移動平均線がデッドクロスし、ADXも売り圧力が強くなっています。

手仕舞いのタイミングとしてはここがベストかな、と。

ここまでで+60pips程です。

損切りが-30pipsですからリスク・リワードは1:2と比率としては理想的ですよね。

基本的には移動平均線と価格で分析し、後押しにADXを使う、というやり方です。

つまり、移動平均線とローソク足を見つつ、入れそうなところでADXでも確認していくという流れ。

「移動平均線・ローソク足ともに上昇の動き・・・ADXもトレンドが出ていない状態から20のラインを突き抜けてきたからトレンドが出始めているな!」

という感じでシンプルに考えます。

手仕舞いに関しても同じでローソク足と移動平均線を見つつ

「トレンド否定かな?」

という場面でADXでも売り圧力が強くなっていればそこで手仕舞いが無難、というわけです。[/chat]

大事なのは相場の状況!


[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”left” icon_blue”]長々と書いてしまいましたが、質問の答えとしては

ADXはサインとしてあまり意識しなくていいです。

「買われ始めているのか?売られ始めているのか」

っていうのと

「今現在買われているのか?売られているのか?」

ってのをADXで見ていくわけですね。

結構トレンドが出て遅めに感じるのであれば、調整局面になっている可能性も高いですね。

そういった場合、大きく狙うのでは無く、押し目や戻り目を付けた後の前回高値・安値や抵抗帯付近まで細かくとっていくか、調整局面を抜けるまで待った方がいいです。[/chat]

今回のまとめ


ADXは

  • トレンドの勢い
  • トレンドの方向性

を見ていくのに使うツールとして優秀です。

もちろんADXもシグナルにはなりますが、僕の場合どちらかというと

  • 現在の状況はトレンドが出ているか?
  • 買いと売り、どちらが強いのか?

を見ていくのに使います。

シグナルは移動平均線、ローソク足の動き、トレンドライン、水平ラインを使い、

損切りは水平ラインやトレンドライン、移動平均線を抵抗帯と見立て、エントリーの根拠がなくなったところ。

中期的な時間を軸とする場合は値動きに動く幅を与え、短期のノイズをさけて中期トレンドに乗っていくことが重要。

ADXをシグナルととらえると少し遅れてしまう場面もありますからね。

価格を動かしているのはチャートではなく、人ですから、

  • 今現在買われているのか、売られているのか?
  • トレンドが出ているのか?出ていないのか?

を見ていく方が大事。

ADXに限らず、どんなインジケーターを使おうが

「価格を動かしている現在の相場状況」

ってのを考えることが重要なんです。

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]うまくトレンドに乗れないな~・・・[/chat]

と感じたらチャートではなく、相場の状況ってのを考えてみるといいですね。

無料相談・モニター生まだまだ受付中!

悩んでいる方はぜひご連絡下さい(^^)

[btn class=”big”]無料で相談してみる[/btn]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次