「押し買い、戻り売りのタイミングが合わないな~・・・」
とそんなことをお考えじゃありませんか??
FXで勝っていくうえでこのエントリーのタイミングってのはとっても大事ですからね!
早すぎても遅すぎてもダメ。
市場が教えてくれるサインを読み解かなければ中々いいポイントでエントリーは出来ませんからね!
そんな時は「オシレーター」を使ってみましょう!
オシレーターは、相場の買われすぎ売られすぎを示してくれるインジケーター。
押し目や戻り目の判断にも使えるんですよね!
今回はオシレーターを使ったトレード。
ではご覧ください~。
オシレーターとは?
「オシレーター」とは❝振り子❞という意味です。
振り子のように、一定の間を行ったり来たりする動きをすることからこう呼ばれています。
オシレーター系の指標はストキャスティックスのほかにも色々とあります。
[aside type=”boader”]
- RSI
- CCI
- ウィリアムズ%R
- MACD
- モメンタム
[/aside]
などなど・・・。
オシレーター系の指標の特徴は
買われすぎ・売られすぎ
を表すことです。
オシレーターが買われすぎを示しているのであれば売り、売られすぎを示していれば買う・・・
といった感じで逆張りに使われることが多いですね。
主にレンジ相場での買われすぎ売られすぎでの逆張りに使っている人が多いです。
しかし・・・
オシレーターは❝トレンド相場❞でも役に立つんです!
トレンドフォローのエントリーのシグナルとしてオシレーターの買われすぎ売られすぎを基準にするやり方です。
オシレーターを押し目・戻り目の判断に使う
オシレーターは相場状況から価格の行き過ぎを示してくれるインジケーターです。
つまり、押し目や戻り目の判断に使えるということ!
トレンドは一直線に伸びることはありませんよね?
どこかで必ず調整の動き、「押し目・戻り目」をつけながらトレンドを形成していきます。
トレンドが出ている時の押し目や戻り目がどこまで行くかっていう判断は
[aside type=”boader”]
- レジサポライン
- トレンドライン
- フィボナッチ
- 移動平均線
[/aside]
と色々紹介してきました。
そこにプラスアルファでオシレーターも加えるとさらに精度は上がります。
オシレーターはダマシもある
オシレーターが買われすぎ売られすぎの水準にあるときは高確率で元の水準に戻ります。
これは
- 行き過ぎた相場は必ず戻るという性質
- オシレーターを見ているトレーダーが多いため
なんですね。
オシレーター系の指標は世界中のトレーダーに見られています。
当然オシレーターが買われすぎ売られすぎの水準に行けばそこを狙ってくるトレーダーがいるんです。
そして行き過ぎた価格は必ず戻ります。
なのでオシレーターが買われすぎ売られすぎ水準に行けば高確率で元の水準に戻るんですね。
が・・・しかーし!!
オシレーターは❝ダマシ❞も多いんです!
トレンドの勢いが強い場合、オシレーターの水準に関係なく上昇し続けると言った場面があるんですね。
重要な経済指標の発表でチャートがグイーン!!と伸びる時や、細かい押しや戻りを繰り返しながら価格をグイグイ更新し続ける場面ってありますよね??
こういった場合、オシレーターの買われすぎ売られすぎ水準でしばらく価格が推移し続けます。
オシレーターが買われすぎ売られすぎ水準からもとに戻ろうとする動きが一時的な動きで終わる場合ですね。
こーいったオシレーターの❝ダマシ❞を防ぐためにトレンド系のインジケーターも組み合わせて使っていくのが一般的。
安易にトレンドに逆らったトレードはしないってことですね。
例えば・・・
[aside type=”boader”]
- 移動平均線が上向きなのに売りで入る
- ロウソク足が高値安値を切り上げているのに売りで入る
- 方向性が出ていないのにオシレーターのサインだけでトレードする
[/aside]
などなど・・・
オシレーターはあくまで補助ツール!
流れに乗るのは原則です。
オシレーターに❝ダマシ❞は付き物ですからね!
実践トレード!
トレンドラインとオシレーターをシグナルとしたトレード
では具体的にオシレーターを使ったトレードを解説していきます。
今回のトレードで使ったオシレーターは「ストキャスティックス!」
オシレーターの中でも非常にシグナルの発生が早いです。
他にもシグナルが早いオシレーターとして「CCI」や「ウィリアムズ%R」などもありますが今回は使っているトレーダーが多い「ストキャスティックス」を使っていきます。
シグナルの発生が早いということは単体として使うとかなりの確率で❝ダマシ❞に合います。
精度を高めていくにはその他の指標と組みあわせていくのが不可欠!
ということでまずは相場分析から。
[aside type=”boader”]ユーロ豪ドル日足
[/aside]
日足環境はレンジですね。
移動平均線が横ばいに動いていますし、抵抗帯としても機能しているようには見えませんね。
ローソク足も行ったり来たりのレンジ相場。
ですが直近の値動きは下落気味。
中期足を見てみると・・・。
[aside type=”boader”]ユーロ豪ドル4時間足
[/aside]
4時間足で見ると長期の移動平均線を下へ抜けてきています。
短期移動平均線・中期移動平均線がデッドクロスしていますし、安値を切り下げ始めているので下降トレンドの始まりと見れます。
[aside type=”boader”]ユーロ豪ドル1時間足
[/aside]
1時間足はきれいな下降トレンドですね!
高値を結んだトレンドラインで反発しながら価格を下げていっています。
ローソク足も安値を切り下げていますし目線は売りですね。
トレンドラインを2本引いていますが、僕の中ではラインを引くのは1本だけとかはこだわってないです!
相場の状況は刻々と変わっていきますからね・・・。
常にその時の状況に合わせて状況を分析していくのが大事です。
新しく引いたトレンドラインは角度がよりついていますね。
下降トレンドの勢いがより強く出てきている印象。
過去に反発していますし、ここを目安にエントリーしていってよさそうです。
タイミングを計るために短期足を見ていきます。
[aside type=”boader”]ユーロ豪ドル5分足
[/aside]
5分足を見るとはっきりとトレンドラインで反発して下落していますね!
そして・・・
ここでようやく「ストキャスティックス」の出番です!
ストキャスティックスのシグナル
ストキャスティックスを見ると買われすぎの水準から下へ抜け、売りのシグナルが出ていますね!
ストキャスティックスは買われすぎ売られすぎ水準をラインがクロスすることでシグナルになります。
- 買われすぎ水準を上から下に抜ければ「売りのシグナル」
- 売られすぎ水準を下から上に抜ければ「買いのシグナル」
として使われます。
[aside type=”normal”]他にもストキャスティックスのシグナルとして%Kラインと%Dラインのクロスがあります。
ストキャスティックスは2本のラインがありますが、そのラインのクロスをシグナルと見ます。
移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスと同じ考えですね。
[kanren postid=”2111″][/aside]
ここではストキャスティックスの買われすぎ水準を上から下に抜けているので❝売りのシグナル!❞
つーことでここでポチっとエントリー!
ストキャスティックスの動きを見ればわかると思うんですが何回も買われすぎ売られすぎ水準に行っていますよね?
それだけ反応が早くシグナルが出るのも早いんです。
(数値を変えれば調整できますが)
なので基本はチャートでの分析が大事!
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]チャートでの抵抗線・支持線で反発した・・・[/chat]
って時に、後押しとしてオシレーターのシグナルを参考にするんです。
メインはチャートでサブがオシレーターなんですね。
ちょっと長くなりそうなので続きは次回!
利食い目安に使った【フィボナッチ・エクスパンション】とともに解説していきます。
まとめ
エントリーのシグナルとして「オシレーター」は非常に使えるツールです。
よくレンジ相場で使われる「オシレーター」ですが、トレンド相場の押し目・戻り目の判断にも使えるんですね!
しかし・・・
オシレーターには❝ダマシ❞が付き物!
オシレーター単体では安定して利益は上げれません。
オシレーターはトレンド分析とともに使ってこそ真価を発揮するんです。
- トレンドライン
- 水平ライン
- 移動平均線
これらと組み合わせることでダマシに合う確率を少なくし、シグナルとしての精度を高めていけるんですね。
是非、オシレーターを使って相場分析に役立ててみてくださいねー!
次回は利食いの目安に使った【フィボナッチ・エクスパンション】を解説していきます!
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]きれいにトレンドが出てるんだけど、どの辺まで行くか目安が欲しいな~・・・[/chat]
って時にとても役立つツールです。
それでは次回、お楽しみに!
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]オシレーターかぁ・・・ちょっとよくわからんな・・・[/chat]
って方はコメントからでもお問い合わせからでも
遠慮なく質問、お待ちしております(^^)
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