テクニカル分析とファンダメンタル分析の違いを簡単に説明 ~二つに関係性はない?どっちがいいの?~

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今回の記事ではテクニカル分析とファンダメンタル分析の違い、どちらがいいか?ってことに関しての記事になります。

ちなみに僕は分析はテクニカルが主でファンダメンタル要素に関してはリスクヘッジの為に意識している感じです。

まぁ僕らみたいなスキマ時間トレーダーは分析に関してはテクニカルだけにしぼるべき、と思いますけどねぇ・・・。

その理由もお話していこうと思います。
むずかしいんですよね、ファンダメンタルって。

目次

テクニカル分析って?

まずはテクニカル分析について。

これはチャートを見て実際の値動きのパターンなんかをインジケーターやラインを使って判断していく分析方法です。
僕はこちらの手法がメイン。

というのも相場の値動きには法則性があります。
これは市場参加者の大半がテクニカル分析を行っているからです。

みんながチャートを見ての分析なので反発している値だったり、トレンドの動きだったりがチャートの値動きとして出てくるわけですね。
そして値動きを見て売買が繰り返されてまたチャートに動きが出る。

チャートを見て市場参加者が売買を繰り返すのでここに❝法則性❞というのが出てくるわけです。
要は人が作り出している値動きなので、人の心理が形に出るんです。
人が作り出すものだからこそ法則性が出るというわけですね。

ファンダメンタル分析って?

で、今度はファンダメンタル分析。

これはチャートの値動きを見ずに世の中で何が起きているのか?世の中の動向をもとに分析していくやり方。

[aside type=”boader”]

  • 経済指標
  • 要人発言
  • 金利動向
  • 経済動向
  • 世界情勢
  • 国の財政状況

etc・・・

[/aside]

とかですね。
こーゆー経済動向とかで買ったり、売ったりを決めてトレードすることがファンダメンタル分析です。
トレンドが出てるとかを見て判断するやり方ではなく、あらかじめどう動くかを予想してトレードすること。

すごーく簡単に言うと

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]アメリカの経済状況が悪いからドルは下がるな・・・[/chat]

とか

[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”right”]北朝鮮がアメリカに向けてミサイル発射!?アメリカやべーな、ドル売ろ~っと・・・[/chat]

みたいな感じで世界で何が起きてるか、でトレードすること。

ファンダメンタル分析ってものすごーく難しいです。

チャートがこれからどうなるか、どの通貨が上がるか、下がるか
なんて僕たち一般人が分かるわけないです。

ファンダメンタルで利益を上げているトレーダーとかは一般の投資家ではなく、市場に影響力を及ぼすくらいの資金を動かすような投資家たち。
トレンドの転換なんかはこの人たちが相場を動かしてるような感じです。

要人発言とか政策金利なんかを受けてトレンドが変わるのはこーいった人たちの影響力が強いからです。
国の政策金利を受けて上がるか下がるか見極めて売買する。
すると相場が動く。
ここから一般人トレーダーなんかも流れに乗っかってきて相場が大きく動き出す。

名だたる投資家と同じ分析力があればファンダメンタルで勝つことはできるでしょうが、一般人のネットで拾ってきた程度の知識ではまず無理でしょうね。

ファンダメンタル要因

で、このファンダメンタル要因は市場にものすごーく影響を及ぼします。

例えばリーマンショックを例にすると

[aside type=”boader”]

リーマンブラザーズの破綻

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]あのリーマンブラザーズが破綻・・・!?[/chat]

[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”right”]アメリカやべーだろ![/chat]

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]ドルいっぱい持ってたけど売るわ!金利下がりそうだし[/chat]

[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”right”]もうアメリカの経済おわりだな、俺も売るわ[/chat]

ドル暴落・・・[/aside]

みたいな感じで数百pips動きました。

それよりひどかったのがスイスフランショック・・・。
たしか1時間で5,000pipsくらい動いたはず。

1時間で50円値動きしたってのは歴史的に見てもそうそうない値動き。
言ってみれば1時間でガソリンが50円値上がりしたとか、1時間でスーパーの食品が全部50円値上がりしたとかそーゆーレベル。
こんな事が日常で起こったら大パニックですよね。
市場も同じで大混乱。

仮想通貨に至ってはこんなのが日常茶飯事。
だから仮想通貨FXはやってないんですが・・・。
この話はまたあとで・・・。

このリーマンショックやスイスフランショックによって破産した人もいれば、億万長者になった人もいます。
超が付くほどハイリスクハイリターンなんですよね。

ファンダメンタル要因ていうのは市場に与える影響力がものすごく強いです。

テクニカル分析とファンダメンタル分析、二つに関係性はないの?どっちがいい?

二つの関係性に関しては・・・

大ありです。

上で説明した通りファンダメンタルによって値が大きく動きます。

だから全く意識しない、というのはリスクがありすぎますね。
かといって意識しすぎるのもトレード自体ができなくなってしまいます。

経済指標とかってたくさんあるんですよね。
いちいち指標発表のたびに

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]指標発表あるから値が動きそう・・・エントリーは辞めておこうっ![/chat]

とか思ってたら全然トレード出来ないです。
指標に関しても影響が強そうな指標なのか、そこまで影響力がなさそうなのか、っていう判断も必要です。

テクニカルとファンダメンタル、どっちがいいかっていうのはその人のトレード方法にもよりますが、僕としては

テクニカル分析をオススメします。

理由としては先ほども言いましたが、

ファンダメンタルはひじょーーーに難しい。

例えばこの後アメリカの政策金利の発表があるとします。
で、この後どうなるか?
って言われたら答えられます?

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]こうこうこーいった理由でドルは上がるな、ドルは買いだ[/chat]

とかならないですよね?
ましてや投資家の考えなんて、僕たち素人が政策金利発表前に分かるわけないです。

だから僕はテクニカル分析をオススメするんです。
テクニカル分析はチャートの値動きで判断していくんですが、相場の原理原則、法則性があります。
それに優秀なインジケーターもあります。

僕としては明らかにテクニカルの方がしっかり分析できる、と思うんですよね。

分析はテクニカル、リスクヘッジの為のファンダメンタルがオススメ

テクニカル分析の方がオススメとは言いましたが、ファンダメンタルを全く意識しない、というのもリスクがあります。
値が動きそうな指標の発表前なんかにエントリーするとか、明らかにリスクがありますよね?

そこで僕は

分析はテクニカル、リスクヘッジの為のファンダメンタル

が最もいいと思います。
利益を得るためではなく❝損失❞を抑えるためにファンダメンタルを使う、ってことです。

リスクヘッジの為のファンダメンタル

ですが別に難しい分析とかはやる必要なくて

エントリー前に市場に影響を受けるような指標発表はないか?

っていうのをチャックするだけでいいと思います。

どのFX口座にも「本日の経済指標」みたいな感じのがリアルタイムで見れるはずなのでそこでのチェックで十分です。

FX口座以外でも例えば

Yahoo!ファイナンス

とかがあります。

で、大抵そこで❝重要度❞が見れるようになっているはずです。

僕の使ってる口座の経済指標の情報はこんな感じ。

スマホアプリで見れるんですが、これで十分です。
何があるかを見れればいいだけですから。

で、この左に☆があるのが分かりますか?

これがその指標の重要度、つまり相場にどれだけ影響を与えそうか?ってのを表しているんです。

この経済指標のチェックはスマホアプリが楽です。
視認性も問題ないし、手軽にちゃちゃっと確認できるんで。

エントリーしようかな~と思ったときに影響ありそうだなーっていう指標が控えていればリスクヘッジの為にエントリーは見送る、って判断ができるわけです。

まとめ

まとめとしては

[aside type=”boader”]

  • テクニカル分析は人の心理が影響している為、法則性がある
    つまり法則性をつかめば安定して利益を上げられる
  • ファンダメンタル分析は難しい
    故にハイリスク、ハイリターン
  • 二つは密接な関係性があり、ファンダメンタル要因は市場に与える影響が強い
  • どっちがいいかは人によるが上記理由でテクニカルがおすすめ
  • リスクヘッジの為に分析はテクニカル。
    エントリー、決済の判断にファンダメンタルを使う

[/aside]

となります。

FXは難しいです。
リスクもあります。

ですが安定して利益を出せるのもまた事実。

分析はテクニカル、リスクヘッジでファンダメンタル、という流れが僕の経験上、一番リスク無く安定して利益を出せる分析ですかね~。
予期せぬ相場の動きに対応するためにもこれが一番ベストだと思います。

特に要人発言と政策金利に関してはトレンド転換のきっかけになったり、急激な値動きになったりするので、ここは確実に意識するようにしていきましょう。

是非テクニカル、ファンダメンタル2つの特徴を覚えて自分のトレードに役立てていってくださいね。

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