ども、こんちは!
今回は日足チャートのお話。
日足というと一日単位でのロウソク足ですが、デイトレにおいて、
いや、トレードすべてにおいて最も意識するべき時間足に思います。
なぜかとゆーと、
日足はみんなが見てるから!
みんなが見てるという事はそれだけ市場に意識されているという事。
なので日足環境は大事なんですね~。
日足の値動きが相場の動き
日足は市場参加者みんなが見てる時間軸です。
ということはそれだけみんな意識している時間軸だということ。
日足の値動きが相場全体の動きになる
といってもいいです。
相場のながれに乗るってことは日足の流れに乗るという事です。
トレンドフォロー、デイトレにおいて日足の環境をチェックすることはとっても大事なんですよね。
みんなが見てる日足
トレンドっていうのは市場参加者が売買を繰り返すことで出来てきます。
で、大抵のトレーダーは流れに乗るトレンドフォローがトレードスタイルになっています。
市場参加者がトレンドを把握するときってのは長期足、特に❝日足❞を重視して見ていくんですよね。
トレーダーの心理を形にしたものがチャートなので、日足を見てその流れに乗るトレーダーが多いという事は日足方向への流れが強いという事になるんです。
これは長期間に渡って保有し利益を上げる、いわゆる「スイングトレード」といわれる手法だろうが、「デイトレード」だろうが変わらないです。
みんな日足の環境を最も重視して戦略を組んでいるんです。
多くの資金を動かす投資家は日足での取引
もう一つ、日足が大事な理由、それは
相場を動かす多額の資金を持っているトレーダー
の存在です。
前回の記事でもチラッと触れましたが
[kanren postid=”713″]
市場を動かすほどの資金を持ったトレーダーがいるんです。
彼らは15分足とか5分足での短期トレードではなく、日足を中心とした長期足でのトレードなんです。
ファンダメンタル分析によって多額の資金を動かし、相場の流れを作る。
そんな人たちが日足で取引してるんだから日足で相場の流れが決まるのは当たり前。
僕らはそーやって出来た大きな流れに乗って利益を上げていくんです。
大きな流れと小さな流れ
相場には大きな流れと小さな流れがあります。
言うまでもなく大きな流れの方が強いです。
小さな流れ、短期足でのトレンドなんかは大きな流れの前では簡単に流れを変えてしまいます。
海辺でホースから水を出したところでそこだけは逆に流れていても少し波が来れば一瞬で押し戻されますよね?
相場の世界もそれと同じで小さな流れなんかはすぐに飲み込まれます。
みんなが見てる大きな流れとして❝日足❞は絶対にチェックすべき時間軸なんです。
あくまで大きな流れを把握するための日足
日足は相場の環境そのものです。
ただあくまで❝相場の流れを見る❞ものだと思ってください。
というのも日足でのトレードってのは長期的にみたトレードになりますよね?
1ヶ月とか、長ければ年単位でポジションを持つことになります。
それだけ長くポジションを持つという事はそれだけリスクがあるという事。
つまり必然的にロッド数が大きくなってしまうんです。
勝った時の利益も大きいですが負けた時の損失もデカいです。
ファンダメンタル要素で相場の流れが逆方向に動いた時の損失リスクがデカいんですよね。
リスクを出来るだけ抑えてトレードするべきと僕は考えているので、長期的に保有しなければならない日足はハイリスクハイリターンのトレードになってしまうんです。
なので、相場の環境認識が大事。
買い方向のトレンドなのか売り方向のトレンドなのか?
っていう判断の指針として日足を使うべき、と僕は考えています。
エントリーは短期足でのデイトレード、方向性の判断に日足を使う
ってのがポジションを保有し続けるリスクを回避する意味でもベストだと思います。
デイトレードにおいてトレンドに乗る意味でも日足が最強
トレンドフォローにおいて明確なトレンドの流れに乗るのは基本ですが、その意味でも日足が最強の判断基準になるんですよね。
デイトレード=短期~中期のポジション保有に関してもそれは同じ。
大きな流れの方が力が強いのでデイトレだろうが日足という大きな流れに乗っかるのが最も期待値の高いトレードができるんです。
市場参加者みんな日足を見ています。
長期保有のトレーダーでも短期保有のトレーダーでも両方が見ているんです。
という事はその方向が市場に最も意識されている流れ。
この流れに乗るのはトレンドフォローにおいて最強の環境認識になるんです。
市場参加者の心理
市場参加者の心理が形に出たものがチャートになりますが、それが出やすいのが日足。
という事は相場の原理原則、法則性が出やすい時間軸なんです。
つまり、インジケーターや水平ラインなどが機能しやすく、明確に意識されているポイントが出やすいんです。
日足でサポートライン、レジスタンスラインが引けるときは、市場にかなり意識されているラインになります。
だってみんなが見ているんですもん。
みんなが見てる時間軸で明確なラインが引けるという事はそこは絶対に意識すべきところになります。
そこを基準に戦略が組めるんですね。
実際の日足を使った戦略の一例
実際のチャートを例に戦略を立てて見ます。
ユーロドルの日足チャートです。
このチャートを見て立てられる戦略は3つ。
①下降トレンド
まずは画像①の下降トレンド。
日足でこれだけキレイにダウントレンドが続いている場合、間違いなく売り方向への戦略を立てていく事になります。
高値安値を更新し続けているので、この流れに乗るのは定石。
ダウ理論では明確な転換サインが出るまではトレンドは継続するという定義があるので、①ではどの時間軸でも売りで入るべきです。
日足でキレイにトレンドが出ている時は積極的にエントリーしていっていいでしょうね。
②水平ライン
②のところ下降トレンドが終わり、どっちつかずな値動きをしていますね~。
いわゆるレンジ帯の値動きになっています。
ですが一本反発している水平ラインが引けます。
ここを基準に
[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”left”]下げ止まってるから売りは期待値が低いな[/chat]
[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”right”]ここを抜けたら売りが優勢かな?[/chat]
とかの戦略が立てられるんです。
③雲を抜け上昇傾向
そして③で雲を抜け上昇の値動きを見せていますね。
ここで初めて短い時間軸、4時間足や1時間足、30分足、15分足で押し目買いを狙っていくわけです。
日足で上昇傾向なので買いが強く、相場の方向性をつかむために日足環境を見ていくわけですね。
まとめ
市場の方向性を判断するためにも日足環境の把握は非常に重要です。
大きな流れ、買い売りどちらが優勢か判断出来て初めてエントリーが出来るわけですね。
大きな流れっていうのはものすごく強いです。
市場参加者みんなが見てる日足こそ大きな流れを作る時間軸。
デイトレードにおいても大きな流れに乗っていくのは定石です。
短期でトレンドが出ていても大きなトレンドと逆方向へのトレンドではすぐに飲み込まれます。
安定して長期に渡って勝っていくためにも大きな市場の流れに乗るのは必須。
日足をしっかり見て、相場の環境認識を理解してトレードしていきましょう!
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