今回は読者の方からいただいたトレード相談!
移動平均線を使ったトレードの中での疑問点をご相談いただきました。
[aside type=”normal”]質問の一部を記事にすることは了承済みです。
頂いた質問・相談を無許可で記事にすることはありません!
プライバシーには最低限配慮していますので安心してご相談、ご質問しててくればと思います(^^)[/aside]
今回ご相談いただいた方は
[chat face=”817-1.png” name=”読者さん” align=”left” icon_yellow”]エントリーした途端逆行して損切りになった途端、今度は思っていた方向に進む負け方が多い[/chat]
ということでお悩みでした。
すご~くよく分かります・・・。
これを解決するには
「どれだけ優位性の高いポイントでエントリーするか?」
ってのがポイント!
トレンドが形成されている場面でも、どこを押し・戻りと判断するか?
ポイントは「移動平均線を支持線・抵抗線と見立てる」というところにあります。
同じような悩みを持っている方はぜひ参考にしてみてください!
相談内容
以下、質問内容の一部になります。
負け続けても破産しない程度のロット数に抑えているので、損失額自体は大したことないのですが、やはり勝てるようになりたいです。
ちなみに、エントリーした途端逆行して、損切りになった途端、今度は思っていた方向に進むという負け方が多いです。
最近色々と調べた結果、「検証が大切」という言葉を耳にし、始めてみました。
Fxで勝てるようになるのに近道はないと思っているのですが、どうにも自分が正しく検証を行っているのか自信が持てません。
そこで、急なお願いで大変失礼かとは思うのですが、僕が今行っている検証方法にアドバイスをいただけないでしょうか。
今行っている検証の条件は
- 「1時間足が上昇トレンド中で、20SMAが上向き」
- 「1時間足のローソク足が、20SMA」に絡んでいる場面」を確認
- 「5分足(or 15分足)でWボトムを形成していれば、ネックライン上抜けでエントリー」
という想定を立てました。
それぞれの時間足の、赤の縦点線がエントリーしたポイントで、赤の横点線が損切りラインです。
ちなみにSMAの期間ですが、
- 5分足:20(黄色)、240(オレンジ→1時間足の20)
- 15分足:20(黄色)、80(オレンジ→1時間の20)
- 1時間足:20(黄色)、80(オレンジ→4時間足の20)
です。
何度も長文を送ってしまい、申し訳ございません。
もしかすると的外れな検証をやっているかもしれませんが、ズバリと行っていただいて大丈夫ですので、お返事いただけると嬉しいです。
添付画像
この画像を見た感じ、かなりいいトレード戦略だな~と素直に思いました。
1時間足の上昇トレンドにしっかり乗れていますし、支持線と見立てた移動平均線までしっかり待ってからエントリーしてところもいいです。
なんですが、気になる点が一つだけ・・・。
それは移動平均線が支持線として機能しているかどうかの判断!
[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”left” icon_blue”]こんにちは!
お問い合わせありがとうございます、スキマタイムFX管理人の渡辺です。
はじめて半年で損失を抑えることが出来ているってのは素晴らしいですね!
僕は始めて半年の間は全然勝てなかったのですごいと思います!
勝てるようになるまであと一歩ですね!
メールを見させていただいたところ、エントリー自体はよさそうですね。
1時間足の上昇トレンドに乗れていますし、支持線と見立てた移動平均線までしっかり待ってから押し目買いを仕掛けているのでいいと思います!
損切りからの想定通りの値動きということで損切り幅と利確幅が原因かもしれません。[/chat]
[chat face=”817-1.png” name=”読者さん” align=”right” icon_yellow”]こんばんは!早速のお返事ありがとうございます。
実を言うと、損失を抑えれてるというのは勝ちが多いからではなく、1000通貨でエントリーしてるからです…(笑)
まだまだぶれぶれで、負けの方が圧倒的に多いです。
現在の状況をもう少し具体的に説明させていただくと、リスクリワードを1:2以上に設定していた時は、とても勝率が悪かったので、「リスクリワードを最低でも1:1。
レジスタンスラインを超えてくればそれ以上」という具合に、勝手に変えてしまいました。
最近変えたのでまだ何とも言えませんが、勝率は上がったものの、トータルではやはり損失の方が大きいといった感じです。
先ほど送らせていただいた画像と、もう一つ検証で損切りになった画像を送らせていただきます。
検証では、思ったことがあれば、その都度画像に簡単に書き込んでます。
ちなみに、画像の「赤色の縦点線」が時間足ごとのエントリーポイント、「画面の一番右側のローソク足」が利確(損切り)ポイントです。また、「赤色の横点線」が、エントリー前に想定した損切りラインです。
リスクリワードは、「最低1:1」を想定しました。
またまた長文で読みにくくなってしまい、すみません。
どうぞよろしくお願いいたします。[/chat]
質問回答
※以下、返答。
画像ありがとうございます!
見させていただきましたが、かなりいい戦略だと思いますよ!
とくに1枚目の画像はしっかりと1時間足の20MA(20移動平均線)が支持線になっている状況でのエントリーですし、利確に関しても意識されやすい前回高値でしっかり利益が取れていますしね!
損切りも20MAの下に置いているので支持線を抜けた場面で手仕舞いできるのでいいと思います!
2枚目の画像に関しても1時間足のトレンド方向にエントリーしているので、これもいいですね。
ですが2枚目のトレードで一つ気になる点をお話するとすれば、20MAが支持線と確認できるまでは少し様子見した方がいいですね。
1枚目の画像では20MAで過去反発しているので支持線として機能している可能性が高い状況でのエントリーです。
エントリーのタイミングに関しても1時間足の20MAまでしっかり押し目をつけ短期で上昇を確認できたところでエントリーできているので、いいトレードだと思います。
反対に2枚目の画像ですと・・・
1時間足では上昇トレンドですが、乖離幅(かいりはば)が大きく過去反発している部分がありませんよね?
こういった場合、あせらずMAが支持線となっている可能性が高い場面まで待った方がいいと思います。
過去反発していないMAなので簡単にブレイクされていますしね。
簡単にブレイクされるのは
- 支持線として市場に意識されていなかった
- 突発的なニュース
これらが原因です。
もちろん過去反発しているMAでもブレイクされることはありますが、優位性という点で見れば過去の反発が確認できたところの方がより確率の高いトレードができます。
僕の場合1時間足の動きを重視しますから、bの画像の場面では意識はしますがエントリーはたぶんしていないです。
(ここで反転するようであれば支持線として機能している可能性が高まるためです。
エントリーするのであればここから上昇し、次の押し目で20MAまで戻ってきてから)
理由は先ほども言った通りMAが支持線として機能しているか確認できていないからですね。
買ったり負けたりということで画像を見る限りこういった場面での負けが多いのかもしれません。
MAを軸にエントリーしていくのであれば
「過去に反発し、支持線(抵抗線)として機能しているか?」
ってのを見ていくと負けが少なくなると思います!
20期間の移動平均線は使っている投資家も多く市場に意識されやすいですが、絶対は無いので過去の反発がないようであればここでエントリーするのは少し早いですね。
もし分からない部分があれば遠慮なくお聞きしてください(^^)
返信お待ちしております。
まとめ
今回の返答では「移動平均線」を例にして説明しましたが、トレンドラインやレジサポラインでも同じです。
要は、
【支持線・抵抗線としてどのぐらい過去に反発・機能しているか?】
ってのが大事。
1度よりも2度、2度より3度と反発を繰り返していればそれだけ市場に意識されている可能性は高まりますからね!
優位性のある中でエントリーを繰り返していけば収支も安定するはずです。
[chat face=”817-1.png” name=”” align=”left” icon_yellow”]押し目買いや戻り売りの判断に迷っている・・・[/chat]
って方は是非、参考にしてみてくださいね!
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