抵抗線・支持線をブレイクしたらすぐに決済すべき?大事なのは全体の流れ!

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「抵抗線・支持線をブレイクしたから損切りしたのに、そこから思った通りの方向に値が動いた・・・」

っていう経験は誰にでもありますよね~・・・。

FXをやっている人なら誰もが遭遇するくやしい瞬間。

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]支持線や抵抗線をブレイクしたら早めに手仕舞いするべきなのか?[/chat]

[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”right”]それとも保有し続けるべきなのか?[/chat]

ってゆー判断はむずかしいですよね・・・。

でーすーが!!

全体の流れを把握すれば、保有すべきか手仕舞いするべきかの判断は出来るんです!

そこで今回は抵抗線・支持線の一つである「トレンドライン」を使ったトレードを解説!

トレンドラインはテクニカル分析の中でも最もシンプルであり、基本!

僕自身、高値や安値を結んだトレンドラインを抵抗線・支持線と見立ててトレードする場面は多いです。

ですが当然トレンドラインをブレイクする場面も多いんですよね~・・・。

今回もトレンドラインを抵抗線と見立てエントリーしたんですが、少したってからブレイク・・・。

はたして手仕舞いすべきか、保有すべきか・・・?

大事なのは相場状況の把握!

目次

トレンドラインの基本をおさらい!


まずはトレンドラインの基本をおさらい。

トレンドラインとはローソク足の高値、または安値どうしを結んで引くラインのことです。

こんな感じで引けるのがトレンドライン

この画像を見ると高値どうしを結んだラインで反発下落していますね。

トレンドラインは2回以上同じライン上で反発をすることで完成します。

上の画像だと同じライン上で3回反発していますね。

ダウントレンドの中で、トレンドラインが完成しています。

基本的にこのトレンドラインは抵抗線・支持線として数多くの投資家に使われています。

移動平均線もトレンドラインとして見ることが出来ます。

この画像では20日移動平均線で反発を繰り返しています。

移動平均線にそって下落後、移動平均線をブレイクし上昇トレンドへと転換しています。

トレンドライン・移動平均線ともに、それぞれのライン上での反発を確認出来たところでそこを抵抗線・支持線と考えることが出来るんです。

トレンドラインはいずれブレイクされる

トレンドライン・移動平均線は抵抗線・支持線として機能しますが、いずれ必ずブレイクします。

トレンドラインのブレイク

移動平均線のブレイク

こんな感じで永遠に抵抗線・支持線として機能するわけではないんですね。

[kanren postid=”3482″]

問題はこのブレイクがトレンド転換のブレイクなのか、一時的な戻しなのか?ということ!

トレンドライン・移動平均線をブレイクしてトレンドが切り替わる場合もあれば、一時的に抜けただけで元のトレンドに戻る、ということも多々あります。

それを見抜くには・・・

トレンドの定義である「高値安値の更新」というのがポイント!

前回つけた高値安値を超えていなければトレンドは継続、つまりブレイクは値動きの一時的な値動きのちゃぶつき、と判断できるんです。

大事なのは全体の流れ。

今回のトレード日記はこのトレンドの定義にそったトレード。

トレンドラインをブレイクした場面でしたが、前回高値を超えていないのでトレンド継続と判断し、保有し続けたトレードです。

実践トレード・トレンドラインだけでなく全体の値動きを見る!


トレンドラインは高値・安値を結ぶことで、

  • 現在の価格が上昇傾向なのか?
  • 下降しているのか?
  • それとも横ばいなのか?

ってのを見るほかに、抵抗線・支持線としても見れます。

同じラインで反発の回数が多ければ多いほど市場に意識されている可能性は高まるんですね。

今回エントリーのタイミングに使ったのは短期足のトレンドライン。

短期足のトレンドラインをブレイクしましたが、全体の流れを見てポジションを保有し続ける方が期待値は高い!と判断したトレードです。

まずは日足環境の把握。

ユーロドル日足

日足環境的にはやや下降しながらのレンジって感じ。

買いと売り、どちらが優勢かは判断しづらい相場状況になっています。

ですがここ数日は売られていますね!

続いて中期の時間軸を見ていきます。

ユーロドル4時間足

上昇から一転、移動平均線がデッドクロスし下落の勢いが強くなっていますね。

やや価格を戻し、再度下落しそうな形になっています。

ユーロドル1時間足

高値どうしを結んだトレンドラインにそって下落しています。

中期的には売りが強そうですね!

[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”left” icon_blue”]短期足を見てタイミングが合えばエントリーしていきたいところ![/chat]

ってことで短期足を見てみます。

ユーロドル15分足

15分足で見ると、短期的にもトレンドラインが引けますね!

中期時間軸も下降トレンドですし、15分足でも下降トレンドラインで反発!

グググっと価格を下げてきたところでエントリーです!

損切りはトレンドラインをブレイクした位置、利食いは1時間足で付けた前回安値に設定。

トレンドラインをブレイク!でも焦らない!

しばらくチャートを見ていると・・・

※画像とり忘れたので決済したあとの画像です。

抵抗線と見立てたトレンドラインをブレイクしています。

ではこのトレンドラインのブレイクがトレンドの切り替わりか?

というと・・・

僕の中ではNO!

というのもトレンドの定義は連続する高値安値の更新です。

この画像では安値の更新はしていませんが、高値を抜けてはいないですよね?

前回の高値を超えればトレンド転換のブレイクと判断し、損切りですがこの段階ではまだ転換とは判断できません。

  • 値動きの一時的なちゃぶつき
  • 下降トレンド中の調整

と見れます。

1時間足で見ると非常に分かりやすいです。

1時間足で見るとまだまだ下降トレンドが継続中ですよね。

短期トレンドラインをブレイクしても、中期足で見るとただの一時的な戻し、と分かるんです。

そしてこの戻したところを短期足で見てみると・・・

短期的に勢いよく上昇していますが、枠で囲ったあたりで高値の更新がストップ。

上ヒゲを伸ばし、反転のサインが出た後で再び下落しています。

ここまでの状況を整理すると

  • 中期トレンドラインに向かう一時的な価格の戻し
  • 前回高値を超えていないため、まだトレンド転換とはみれない
  • ローソク足に反転のシグナル

このことから手仕舞いのタイミングではないと僕は判断しました。

短期的の値動きはノイズのように価格が動きますからね。

大事なのは中期~長期の流れの方です。

中期トレンドはまだまだダウントレンドですからね。

短期トレンドラインをブレイクしたからと言ってあせって決済する場面ではないです。

そしてこの短期の一時的な値動きに耐えるために損切りの位置は広くとるんです。

僕の場合、中期トレンドに乗るトレードですから軸はあくまで中期足!

中期足で利食い、損切り位置を決めます。

短期足はタイミングを計るだけです。

短期のノイズのような値動きに引っかかりたくないですからね。

損切り位置はある程度広く、短期のちゃぶつきに触れない位置で、なおかつ中期のトレンドを否定した位置に置きます。

タイミングが合わなかったり損切り幅があまりにも広くなりすぎるようであればトレードは見送ればいいだけですからね。

時には手仕舞いした方がいい場合もある


トレード結果は最初に見立てた位置で無事決済。

一時的な値動きに惑わされず、中期トレンドの流れを重視した結果ですが・・・

これは時と場合によっては誤った判断になることもあります。

というのも判断を見誤るとそのままトレンド転換する可能性もありますからね。

早めの判断で手仕舞いした方がいい場面もあります。

例えば経済指標で急激に値が動いた場合などですね。

抵抗線・支持線を、ぶっといローソク足の実体がブレイクしたら市場に何かが起こっていると思った方がいいです。

トレードしている以上、ある程度のリスクは背負うものですが、明らかにおかしい場面ではリスクはとるべきではないです。

大事なのは、現在の相場状況がどうなっているか!

  • トレンド転換しそうな状況なのか?
  • ダマシの値動きなのか?
  • 調整局面なのか?

チャートを注意深く見ていればこれらが見えてきます。

そこでブレイク・トレンド転換の動きがあれば手仕舞いしていいですし、トレンドが継続する可能性が高い動きをしているのであれば保有していけばいいです。

仮にブレイクの動きがダマシだったとしても、未来は予測できませんからブレイクの可能性が高い動きをしているのであれば決済した方がいいです。

チャンスはいくらでもありますし、損失を少なくして次のタイミングに資金を回す方が効率的ですからね。

全体の流れを把握し、全体の流れが変わりそうなら手仕舞いする!

相場全体の流れが重要なんです。

損切りのタイミングに迷ったときはぜひ参考にしてみてくださいねー!

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