FXでよくあるチャートパターンの一つとして「ペナント」と呼ばれるパターンがあります。
ペナントはトレンドが出ている時に一旦値動きが弱まる、いわゆる「持ち合い相場」のときによくみられるパターン。
トレンドが出ている中での調整の値動きなので・・・
ペナントをブレイクすればエントリーの大チャンスなんですね~!
今回の記事では
- ペナントとは何か?
- ペナント時の市場心理
- ペナントブレイクを使ったトレード
を実際のトレードをもとに解説していきます(=゚ω゚)ノ
ペナントとは?
ペナントパターンとは
「トライアングル」
とか
「三角持ち合い(保ち合い)」
とかっても呼ばれたりします。
対称トライアングル、上昇トライアングル、下降トライアングル
などなど・・・
色々ありますが基本的にはトレンドラインを高値と安値で結んで一点で交差するパターンをトライアングル(ペナント)パターンと言います。
上昇型、下降型、対照型、どれもこの応用です。
基本的にはこのトライアングル(ペナント)パターンは、継続しているトレンドがさらに継続していくパターンになります。
[box class=”pink_box” title=”上昇トレンドなら高値を結んだトレンドラインをブレイクし、トレンドが継続”][/box]
[box class=”blue_box” title=”下降トレンドなら安値を結んだトレンドラインをブレイクし、トレンドが継続”][/box]
ただ・・・
相場に絶対はありません!
あくまで❝基本的に❞ということは頭に入れておいてください。
というのも継続パターンではなく、時には反転のサインになることもあるんです!
ペナントパターンはトレンドの中で一時休止のような状態です。
値動きは上がり続けることは無いし、下がり続けることも無いですからね。
どこかで必ず❝調整❞の動きが出ます。
その一つが「ペナントパターン」
トレンドラインの高値安値で反発を繰り返している状況ですから、様子見しているトレーダーが増えていきます。
その影響で一時休止のような状態になるんですね。
トレンドラインで何度も反発しているわけですから、どちらかのトレンドラインをブレイクすれば勢いが出やすくなります。
ペナントブレイクは重要なシグナルになるんですね!
[kanren postid=”2741″]
ペナント時の市場心理
ペナントは相場の中で非常によくみられるパターンです。
ペナントの他にもフラッグやヘッド・アンド・ショルダーとかもよくあるパターンになりますね。
で、ペナント形成時の市場では・・・
様子見してるトレーダーが多いです!
高値で反発するトレンドラインと安値で反発するトレンドラインが引けますからね。
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]どっちに動くんだろう・・・[/chat]
と考えるトレーダーが増えるんです。
そのため
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]しばらく様子見かな![/chat]
というトレーダーが多くなり、値動きの幅が小さくなっていくんです。
つまり・・・
ペナントをブレイク(抜ける)すれば一気に値が動いてくる傾向があるんですね~!
今か今かと待っているトレーダーがドッと押し寄せてきますからね!
ペナントパターンが形成されていたら「ペナントブレイク」に注目しておきましょう!
実践トレード!
トレンド方向にペナントブレイクを目安にエントリー!
ここから「ペナントブレイク」を目安にしたトレードを解説していきます。
取引通貨は「ドル円」まずは日足環境から
[aside type=”boader”]ドル円日足
[/aside]
日足では長期移動平均線で反発を繰り返しながらゆるやかに上昇しています。
しかし、直近の値動きは反発していた移動平均線を下に抜け、下落していますね。
オン・バランス・ボリュームも下落の動きを見せているので、
出来高をともなった下落、と見ていいでしょう。
売り目線で戦略を考えていけますね。
続いて中期の時間軸
[aside type=”boader”]ドル円4時間足
[/aside]
[aside type=”boader”]ドル円1時間足
[/aside]
4時間足、1時間足ともに下降トレンドですね~!
- 移動平均線が3本とも下向き
- ローソク足が安値を切り下げている
ので下降トレンドと見て間違いなさそう。
ここで注目していほしいのが1時間足!
1時間足で「ペナントパターン」が形成されていますね!
高値を結んだトレンドラインと安値を結んだトレンドラインが
三角形の持ち合いの相場になっています。
- 日足環境では長期移動平均線を下に抜けている
- 中期時間軸では下落
なので目線は売り!
1時間足でペナントパターンを形成しているのでブレイクすれば売りでしかけられそうです。
安値を結んだトレンドラインが抵抗帯となっていそうですからね!
ここを抜けるまでは様子見です。
オン・バランス・ボリュームは下方向に動いているので売りの力が強いと判断できますしね!
- 長期~中期にかけて売りが優勢
- 出来高は下がっている
なので、実際の価格チャートでの抵抗帯をブレイクしてくれればエントリーできそうです。
ペナントを上に抜ければトレンド反転の可能性も出てきますからね。
あせらず、じっくりと待ちます。
5分足でペナントブレイク!
少し待っていると・・・
[aside type=”boader”]ドル円5分足
[/aside]
5分足でペナントブレイク!
ローソク足の実体が明確にラインをブレイクしましたね!
ってことでポチっとエントリー!
損切りはマイナス10pipsのところに置いています。
利食いの目安は「オアンダ・オープンオーダー」を使います。
オープンオーダーを見ると110.300円台に買いが集まっていますね。
なので利食いはこのあたりに設定です。
トレード結果
[aside type=”boader”]ドル円5分足
[/aside]
エントリー後、やや値を戻しましたが無事、110.352円で決済できました!(^^)!
ペナントはブレイクした後、やや価格を戻してくる場合も多いです。
価格を戻した後、再度抵抗帯になっているトレンドラインで反発する、というパターンは多いですから、
損切りはブレイクの起点となったトレンドラインより少し上にするのがベストですね。
まとめ
ペナントは相場の値動きの中でも非常によくあるチャートパターンです。
様子見するトレーダーが増える影響で、トレンド相場の中の一時休止的な値動きのときに出るパターン。
なので「ペナントブレイク」は重要なエントリーのシグナルになります。
とくにペナントはトレンド継続型のパターンですからね!
トレンド方向にブレイクしたら大チャンスです!
相場でよくある「ペナントパターン」
是非、覚えて相場の分析に役立ててください~(/・ω・)/
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]ん~・・・まだいまいち分からん・・・[/chat]
って方はコメントからでもお問い合わせからでも
遠慮なく質問、お待ちしております(^^)
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