FXはラインチャートだけで勝てる!? メリット・デメリットを解説 

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あなたは「ラインチャート」というものを知っていますか?

日本で使われているのは主に「ローソク足」チャート。

ですが世の中には「ラインチャート」と呼ばれるものがあるんです。

まぁその名の通り値動きを”ライン”で表したチャート。

メリット・デメリットありますが、流れや支持線・抵抗線を見るときはものすごく使えるチャート。

余計な情報を表示しませんからね。

その辺りも含めて解説していきます。

目次

ラインチャートとは?

まずはじめにラインチャートとは?という点について。

ラインチャートとは終値だけを結び、値動きを折れ線で表したチャート。

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ローソク足チャートは日々のローソク足を並べたチャートですが、ラインチャートは終値のみを使います。

四本値ではなく、終値のみを使うので折れ線だけで表示されるんです。

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同じ期間のローソク足チャートとラインチャートを比べてみると、

ローソク足チャート

ラインチャート

こんな感じ。

並べてみると、ざっくりとした流れは変わらないように見えますが、細かい点が少し違っていますよね。

これらを踏まえた上でメリット・デメリットを解説していきます。

メリット

余計な情報がない

ラインチャートの大きなメリットはここにあります。

4本値が表示されず、終値だけを結んだラインが”ラインチャート”

情報が終値だけなんです。

始値、高値、安値は一切関係ない。

日々の終値の推移がどうなっているかだけに集中できるのは大きなメリット。

チャートは見れば見るほど複雑に見てしまうもの。

上がっているか下がっているかだけ見ればいいのに、その他の余計な情報を読み取ろうとしてしまうんです。

[chat face=”817-1.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none”]この辺りはこのパターン、こっちはあのパターン・・・[/chat]

[chat face=”817-1.png” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none”]支持線・抵抗線がここにもある、あそこにもある・・・[/chat]

などなど、見れば見るほど複雑に見える。

実際、本当に支持線・抵抗線になっている価格やパターンはパッと見でわかるくらいはっきり現れます。

ずーっとチャート見て見つけるようなものではないんですよね。

ラインチャートは1本の線で表示しますからね。

ローソク足にあるヒゲや大陽線・大陰線などまったく関係ありません。

終値がどうか?

情報はこれだけなんです。

ゆえにシンプルに相場を見ていけるんですね。

支持線・抵抗線を把握しやすい

ラインチャートは終値だけを使うチャート。

ローソク足にあるヒゲがありません。

なので支持線・抵抗線がどこにあるか把握しやすいんです。

支持線・抵抗線を引く際、水平線を使いますよね?

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ローソク足チャートは4本値を使いますから”実体”と”ヒゲ”があります。

長いヒゲをつけた場合、その日につけた高値安値と終値との差は大きくなります。

その際、どちらに合わせて支持線・抵抗線を引きますか?

どちらが正解不正解というのはありませんが、こういった動きから迷いが生じますよね?

迷うということは複雑に考えてしまう前兆。

支持線・抵抗線がどこにあるのかわからなくなってしまうんです。

結果、ブレイクやエントリーのタイミングが合わなかったり、手仕舞いのタイミングが合わず損失に変わってしまったり・・・。

その点、ラインチャートは終値だけを使います。

ローソク足にある実体やヒゲがないので引ける線は終値一点だけ。

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迷う必要がありませんよね。

ヒゲはその日につけた最高値最安値ですから、突破しようとして止められた価格なんです。

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つまり越えようとして超えれなかった価格。

この価格は支持線・抵抗線になっている可能性は高いですよね。

越えようとして超えれず終値として確定されます。

その線を結んだ線がラインチャートですから、市場での支持線・抵抗線がはっきりと現れます。

ヒゲの動きに惑わされなくなるのは大きなメリットなんです。

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デメリット

細かい動きが分からない

ラインチャートは終値だけを結んだ線。

なので、その日にどんな動きがあったのかは分かりません。

終値しか使いませんからね。

例えば”ヒゲ”

長いヒゲは時にはトレードの大事なシグナルになります。

長いヒゲはその日に大きく動いたにも関わらず、その動きが続かなかったということ。

ブレイクの動きが戻された、ということはその価格が強力な支持線・抵抗線として機能している、と判断が付きます。

僕の場合、ヒゲと終値の位置関係から、いまの相場状況をある程度把握して仕掛けや手仕舞いを考えますが、ラインチャートだけだとそれが出来ないんです。

細かい動きがわからないので早めの損切りが出来ないんですよね。

僕にとってこれは死活問題。

少しでも怪しい動きをしたら早めに撤退して資金を守らないと、僕のトレードは勝てません。

僕にとってはローソク足は必要な情報なんです。

余計な情報がない、という点はラインチャートの大きなメリットですが、僕にとっては”情報が終値だけ”という点はデメリットになるんです。

ラインチャートだけで勝てる?


結論から言えば、ラインチャートだけでFXは勝てます。

極端な話、流れに乗るだけでFXは勝てますからね。

ラインチャートの大きなメリットは流れを把握しやすい点。

1本の線ですから、ローソク足のような高値安値、ヒゲなどがありません。

チャートにはたった1本の線だけが描かれます。

1本の線だけなので、上がっているか下がっているかわかりやすいんですよね。

横ばいの動きもわかりやすいです。

これって大きなメリット。

トレードで負ける要因の一つに”複雑なことをやろうとする”という問題があります。

余計な情報に惑わされて本来やらなくてもいいことをやりだすから訳が分からなくなるんです。

本来やるべきことだけに集中するためには情報を制限する必要があります。

必要なものだけを見て、不必要なものは捨てる。

ただし、情報というのは使い方によります。

すべての情報がいらないのか?というとそういうわけではありませんよね。

必要なものまで不要、といって捨てるのは本末転倒。

自分のトレードで何が必要か?っていう選択は必要になって来ます。

僕の場合はローソク足から読み取れる情報を使って相場の状況を判断します。

ヒゲやパターンなどから仕掛けのタイミング、早めの損切りを判断していきますからね。

僕にとってローソク足の情報は勝つために必要なんです。

だからローソク足チャートを使うんです。

でも人によってはローソク足のこまかい動きは必要ないかもしれません。

かえってローソク足の動きが判断の邪魔になるかもしれません。

であればラインチャートの方がいいですよね。

形式にこだわる必要ないんです。

みんながローソク足を使っているからという理由で使う必要はありません。

見るべきポイントもよく分かっていないならラインチャートの方が成績は良くなるかもしれませんよ。

僕も流れを把握するときにラインチャートを見たりしますからね。

細かいタイミングをローソク足で計っているんです。

自分に取って勝つために何が必要で何がいらないのか?

選択肢のひとつとして「ラインチャート」参考にしてみてくださいね。

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