「短期的には上がっているけど中期的には下がってる・・・
短期的な戻しだと思うんだけど、どこで反転するんだろう・・・?」
ってパターンありますよね??
「レジサポラインも引けないし・・・
オアンダを見ても意識されていそうな価格帯がないし・・・」
って場合は「トレンドライン」を使ってみましょう!
というのも抵抗帯として機能するのは「レジサポライン」のような水平のラインだけではないんです!
高値や安値を結んだ斜めのラインである「トレンドライン」も抵抗線や支持線の役割を果たすんですね~!
トレンドラインをブレイク(抜けること)は「ラインブレイク」と言ってエントリーの重要なシグナルになるので是非、この記事を読んで覚えていってくださいね^^
トレンドラインとは?
トレンドラインとは
ローソク足の高値、または安値を結んで斜めに引く線
のことです。
[box class=”green_box” title=”安値を結んだトレンドライン”][/box]
[box class=”blue_box” title=”高値を結んだトレンドライン”][/box]
トレンドラインを引くことで相場のトレンドを把握することが出来ます。
- 安値を結び、右肩上がりに上昇していれば上昇トレンド
- 高値を結び、右肩下がりに下降していれば下降トレンド
と判断できるわけですね。
このほかにもう一つ・・・
トレンドラインは抵抗線・支持線としての役割にもなるんです!
トレンドライン上で反発を繰り返していればトレンドラインが抵抗線・支持線と判断できるんですね。
トレンドラインは多くのトレーダーに意識されているラインです。
2度3度とトレンドライン上で反発すれば、市場にとってそれだけ意識される抵抗帯となるんです。
トレンドラインのブレイクでトレンドが転換する
トレンドラインが抵抗帯として意識されているときは2度3度と反発を繰り返します。
何度も反発を繰り返していれば
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]またトレンドラインで反発するかも・・・[/chat]
と考えるトレーダーが増えるんです。
トレンドラインはテクニカル指標において基本的な指標です。
トレーダーによっては
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]トレンドラインしか使わない![/chat]
って投資家もいるほど。
それだけ知れ渡っていて、なおかつメジャーなものなんです。
が・・・しかーし!!
当然のことですが、一方向に価格が動き続けることはありません!
トレンドラインにそって値動きしていてもいつか必ず反転の動きは起きます。
それが「ラインブレイク」と呼ばれるもの。
何度も反発しているトレンドラインをブレイク(反発せず抜けること)は必ず起きるんです!
何度も反発して下落していましたが、上に抜け上昇していますね。
意識されていた抵抗帯が抜けたことによって
- 損切りの決済
- 転換のシグナルと判断したトレーダーによる新規の注文
によって抜けたあと、新しいトレンドの動きが出るんです。
つまりトレンドラインのブレイクは重要なサインになるんです。
もちろんブレイクしたからと言って必ずトレンドが転換するわけではないですが、重要なシグナルの一つになるんですね。
実践トレード!
トレンドラインブレイクを目安にエントリー!
ではここから実際のトレードを例に解説していきます。
今回のトレードは長期的にはダウントレンド。
短期足ではトレンドラインにそって上昇している、という相場状況。
当然ですが長期的に下降トレンドであれば流れにのって売りでエントリーしていくのは原則です。
短期の上昇から下降に転じるタイミングをトレンドラインで判断したトレードです。
長期の画像は取り忘れてしったので1時間足の画像から。
[aside type=”boader”]ドル円1時間足
[/aside]
ダウントレンドが形成されていますね~(/・ω・)/
安値を更新し続けていますし、移動平均線が3本とも下向きになっているので下降トレンドと判断できます。
あきらかに売りが有利な相場状況なので、戻り売りを狙っていきたいところ。
続いて15分足を見てみると・・・
15分足も下降トレンドですね。
下降トレンドの中、やや価格を戻しているのがわかります。
長期~中期にかけて下降トレンドですから、この戻しは一時的なものである可能性が高いです。
なので、この戻しから再度下方向への動きが出たらエントリーしたいところ。
さらに細かい動きを見ていくために5分足を見ていきます。
[aside type=”boader”]ドル円5分足
[/aside]
5分足を見ると、反発しているトレンドラインが引けますね。
何度も反発しているところを見ると支持線として機能していそうです。
ですが・・・長期~中期にかけてはダウントレンド!
5分足での切り上げたトレンドラインは一時的な戻しの可能性の方が高そうです。
それにトレンドラインは右肩上がりですが、レジサポラインで上昇を止められているんですよね。
- 長期~中期にかけて下降トレンド
- 短期での上昇はレジサポラインで止められている
ことから短期での上昇は一時的な戻しである可能性が高いですね。
しかーし!
絶対がない相場ですからね!
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]短期的な上昇が続き、トレンド転換・・・[/chat]
という可能性も捨てきれないわけです!
なのでもう一押しの根拠が欲しいところ!
ここで役立つのが「ラインブレイク!」
というのも5分足では
- レジサポライン
- トレンドライン
の2つのラインが引けますよね。
チャートをみると、どちらも抵抗線・支持線として機能していそうです。
意識されているラインが2つあるので、どちらかが抜けたところでエントリーするのがタイミングとしてはベスト!
レジサポラインを上に抜ければ上への勢いがつきそう・・・
長期~中期にかけては下降トレンドなので抜けたらエントリーは見送りしようと思っていたところ・・・
5分足でトレンドラインを下にブレイクしましたね!
すかさずポチっとエントリー!
支持線と見立てたトレンドラインをブレイクしたのでこのまま下落していく可能性の方が高いと判断しました。
長期~中期にかけて下降トレンドですからね!
流れにのるのは原則!
長期~中期は下降トレンドなので流れにのって「トレール注文」で利益を伸ばしたいところなんですが、この日は金曜の夜・・・。
ポジションは週明けに持ち越したくないので、いいとこで決済したいところ・・・。
つーことで+10pips程度を利確に設定しておきます。
トレード結果
無事、利確ポイントまで下落してくれました~( ̄▽ ̄)
まだまだ下がっていきそうな感じはしますね。
ただ週明けにポジションを持ち越すと予想していない値動きをするリスクもありますからね。
リスクを考えると、ここで決済が妥当でしょう。
余談ですが、その後の値動きを見ると・・・
どうやらアメリカ・個人消費支出の指標発表で予想よりプラスだった為、ドルが買われたようです・・・。
ドル買いが加速し、逆行していますね~。
指標発表時はこういったことはしょっちゅうありますからね!
リスクヘッジの❝損切り❞は必ず入れておきましょう。
まとめ
トレンドラインはトレンドの判断に使うだけではなく、抵抗線・支持線の役割にもなります。
市場に意識されていれば、ブレイクした後に動きが出るパターンはよく見られます。
押し目買い・戻り売りのエントリーのシグナルにもなりますからね!
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]押し目・戻り目を付けたどのタイミングでエントリーすればいいんだろう・・・[/chat]
って方はトレンドラインが引けるか試してみてください。
何度も反発しているラインが引けるようであれば、そこを目安にエントリーしてみるといいと思いますよ~!(^^)!
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