豪ドルの特徴!豪ドルは長期保有向き?デイトレ向き?高金利通貨、豪ドルのトレード戦略

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高金利通貨として有名な豪ドル!

通貨コードはAUD!

豪ドルはオーストラリア・ドルとかオージードルとかって呼ばれたりもしますね。

長いんでオジドルとかコアラとかって呼ばれ方も・・・。

豪ドルは高金利通貨として知られ、スワップ狙いで長期保有する「キャリートレード」に人気のある通貨です。

基本的には値動きはあまりなく、ボラティリティは低めの通貨。

ですが、動くときにはまるで本性を現したかのように激しい動きをするときも・・・。

そんな豪ドルさんの特徴を解説!

目次

世界シェア第5位!

豪ドルの世界シェアは第5位!


引用元:Wikipedia

オーストラリアは、アジア太平洋地域においてGDPで第5位の国です。

経済規模は比較的小さいものの、安定的に経済成長を続けている国であり、1人当たりのGDPでは西欧先進国に匹敵します。

経済成長率は2010年以降、毎年2~3.5%くらいを維持していますね。

経済的・政治的に不安要素も少なく、安定している国ということになります。

世界有数の資源国オーストラリア

オーストラリアは世界でも有数の資源国として知られています。

豊富な鉱物資源を誇り石炭、原油、鉄鉱石などの鉱物資源に恵まれています。
農産物と鉱産物の輸出で商品輸出全体の60%以上を占めている国ですね。

そのためコモディティ価格の変化に極めて敏感。

[aside type=”normal”]コモディティとは、農産物や鉱産物、資源エネルギーなどを指します。
小麦や大豆、金、原油、天然ガスetc・・・[/aside]

資源国であるので、これらの資源価格に対して豪ドルも敏感に反応するんですね。

金と原油に強い相関性


資源の中でも特に強い相関性を持つのが❝金❞と❝原油❞

オーストラリアは世界有数の金の産出国でもあり、原油輸出国でもあるので、金と原油価格との連動性が高いのが特徴です。

金の価格と原油価格に連動して上下するのが豪ドルの特徴の一つですね。

高金利通貨 豪ドル


豪ドルの一番の特徴といえば、高金利通貨であること!

政治、経済的に不安要素が少ないため、金利目的で長期保有する「キャリートレード」に人気のある通貨ですね。

2008年3月には政策金利が7.25%まで引き上げられましたが、2016年5月で1.75%まで金利が下落。
2017年6月でオーストラリアの政策金利は1.5%で推移しています。

それでもアメリカの0.75%や日本の0.1%等と比べると抜群に高い金利!

主要通貨と比べると高水準であり、政治・経済的にも不安要素が少ないので長期保有でスワップ狙いのトレードに人気なんです。

金利が高い通貨は「トルコリラ」「南アフリカランド」などがありますが、豪ドルの方が流動性が高く、保有中の急激な価格変動が起きにくいので、リスクの面から見ても豪ドルは人気なんです。

中国経済と深い関係!中国経済には要注意!


オーストラリアは資源国であり、その最大の輸出相手が中国!

中国の経済によっても豪ドルは大きく値動きするのです!

中国経済によって値が動いてくるので、一見関係なさそうな豪ドル/ドルなんかがアジア時間に大きく動く場合もあります。

そんなときは中国経済指標を疑った方がいいですね。

豪ドルの特徴まとめ

ここまでの豪ドルの特徴をまとめると

[aside type=”boader”]

  • 豪ドルの世界シェアは第5位
  • 世界でも有数な資源国であり資源価格に敏感に反応する
  • 特に❝金❞と❝原油❞に相関性があり、金と原油価格に連動性がある
  • 高金利通貨であり、スワップ狙いの長期保有に人気が高い
  • 政治・経済的に不安要素が少ないことから、保有中の急激な価格変動が起きにくい事も人気の理由
  • 最大の輸出相手国である中国の経済に大きな影響を受ける

[/aside]

っていうのが豪ドルの特徴になります。

値動きしやすい時間帯

基本的に豪ドルはボラティリティが低く、値動きはあまり大きくありません。

ですが、午前中に豪ドルらしからぬ動きを見せる場合があります。

その理由は

  • オーストラリアで経済指標の発表がある時間帯
  • 中国の経済指標発表の時間

だからですね。

オーストラリアの政策金利の発表時間も午前中ですからね。

それによって豪ドルが急激に動く場合があるんです。

その他はやはり、ロンドン時間、ニューヨーク時間ですね。

豪ドル単体の動きではなく相対する通貨ペアによって豪ドルチャートが動いてきます。

[aside type=”boader”]

  • オーストラリア、中国で経済指標の発表がある午前中
  • FX市場がもっとも活発に取引される夕方~深夜2時くらい

[/aside]

この時間帯が豪ドル関連が動く時間帯です。

豪ドルのトレード戦略

豪ドルは流動性の高さと値動きが安定していて高金利、という特徴を持つため、長期保有に向いているというのが一般的には言われていますね。

ですが僕個人としてはデイトレでも十分に利益を上げていける通貨かな、と。

理由としてはまず、豪ドルは自体は値動きが安定しています。

FXは2つの通貨ペアで取引しますよね?
豪ドルが安定しているのでペアである片方の通貨に動きが出た時に方向性が出やすくやり易い通貨なんですよね!

特にポンドやユーロとのペアになると、比較的ボラティリティも大きくなるので、対円・対ドルよりも方向性が出やすいです。

豪ドルの値動きというより、ほかの通貨が値動きした時にやり易い通貨なんです。

夕方~深夜にかけてはFX市場自体は活発になりますが、オセアニア市場は閉まっているので豪ドル単体の値動きは、ほぼありません。

つまり、ほかの通貨が買われたり売られたりすれば一気に方向性が出るんですね!

なので僕は長期保有はせず、デイトレで豪ドル関連は取引しています。

もちろん長期保有のスイングでも全然ありですけどね~!

ただ長期保有なら❝買いポジション❞で入りましょうね。

売りで長期保有だとスワップがマイナスになっちゃいますから・・・。

基本的に豪ドルは値動きがあまりなくボラティリティ(値動きの変動幅)が高くない通貨。

高金利で政治・経済ともに不安要素が少ないため、キャリートレードに用いられることが多いですが、

時間帯と通貨ペア次第ではデイトレで利益を上げていける通貨になります!

豪ドルの特徴を理解してスイングでもデイトレでも上手くトレードしていきたい通貨ですね!

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