FXには様々通貨ペアがありますよね!
それぞれの通貨に関して❝なんとなーく❞は知ってると思いますが、
- 値動きしやすい時間
- 値動きの特徴
これらを知っておくことで有利にトレードできるようになります。
ということで今回は
世界の基軸通貨:米ドル(USD)
に焦点を当てて解説していきます。
ドルはアメリカの通貨?
ドルのは通貨単位の一つで世界中の色んな国で使われています。
ドルといったらアメリカの通貨と思っていませんか?
実は単にドルといっても、ドルは世界中の色んな国で使われているんですね~。
例えば
[aside type=”boader”]
- 米ドル
- 香港ドル
- オーストラリアドル
- ニュージーランドドル
- シンガポールドル
- カナダドル
etc・・
[/aside]
と、これだけじゃなくドルの種類はまだまだたくさんあります。
国の指定がない場合にアメリカのドル、USドルを指すんですね~!
この❝USドル❞ってのは世界の基軸通貨として使われているんです!
世界の基軸通貨ドル
この米ドル(以下、ドル)は世界の基軸通貨として知られていますね!
通貨の信頼性、取引規模、経済安定性など・・・
全てにおいて世界トップクラスの通貨!
そして米ドルが使われているアメリカは誰もが知る大国。
GDPにおいては世界第1位!
世界最大の経済大国アメリカは、購買力では日本の3倍、ドイツの5倍、イギリスの7倍に相当するといわれています。
輸出額、輸入額、軍事額などの面でも諸国を圧倒しており、まさに超大国!
通貨の流動性から、日本の輸出企業も売買代金は米ドルで受け取っているぐらい。
世界中で使われている通貨、それが米ドルなのです!
ドルの世界シェア
通貨において米ドルは世界中で使われている通貨。
為替相場においてもこれは変わらず、世界№1の取引量を誇っています。
引用元:Wikipedia
世界の為替取引量のうち、87.6%は米ドルが絡んでいるんです。
これだけ為替取引の大半を占める通貨なので、FXトレーダーにとって❝米ドル絡み❞の通貨は絶対に避けられない通貨なんです。
ドルの特徴
米ドルの特徴に関しては取引量が多いことからも値動きが比較的安定していることです。
特に世界第2のユーロ、第3位の円との組み合わせであるユーロ/ドル、ドル/円は取引量トップ2になります。
引用元:Wikipedia
大きく動いても20~30pips程度の動きに収まることが多く、ほかの通貨ペアよりも値動きは断然安定しているんですね。
値動きしやすい時間は?
このドル絡みの通貨ですが、値動きしやすい時間帯は
ニューヨーク市場が開いている時間帯!
日本時間で夜9時ころから夜中の2時3時くらいですね。
この時間帯は
[aside type=”boader”]
- ニューヨーク市場が開く時間帯
- アメリカで経済指標の発表がある時間帯
[/aside]
でもあるので、アメリカのドルが動くのは当然と言えば当然ですね!
その他にもこの時間は世界一の取引量を誇る❝ロンドン市場❞が開いている時間帯。
世界№1シェアの米ドルが世界№1取引量のロンドン市場で取引されるので値動きが激しくなるのは当たり前ですよね。
この時間はFX全体で見ても最も取引量がある時間帯です。
当然シェア№1のドルが動いてきますよね。
実はこの時間のほかにも意外とドルが動いてくる時間帯があります。
それは・・・
日本時間の15:00!!
この時間は東京時間のオプションカットの時間!
[aside type=”normal”]オプションカット(カットオフタイム)とは
決められた満期日の最終的な締切時間のことを指します。
また海外送金においては、送金の受付の締切時間のこと。[/aside]
どういうことか簡単に言えば
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]この時間までに取引は終えてくださいね~、それを条件に通貨を買って(売って)いいですよ~[/chat]
っていう取り決めがあって、その決まりの中で取引している人がいるんですね。
この「これまでに終えてください」っていう決まりがあるので東京時間オプションカットである15:00にポジションを決済してくるトレーダーがいます。
その他にも、海外送金受付の締切時間!
日本の輸出企業が米ドルを円に替える際の締め切り時間がこの時間なんですね。
これらの取引が15:00に一斉に決済してくるので相場が動くわけです。
ドルは基軸通貨の為、日本の輸出企業も売買代金は米ドルで受け取っています。
輸出企業が米ドルを円に替える際にも外為取引が使われているんですよね。
この時間に米ドルと円の取引が活発になるため、特に❝ドル円❞は結構動いてくるんです。
もう一つはロンドン市場が開く16:00~17:00!
この時間もドルが動いてきます。
取引量世界№1の取引量を誇るロンドン市場が開く時間は当然、為替相場全体が動いてきます。
そんな中でシェア№1の米ドルが動くのは当然ですよね。
- 15時には東京時間のカットオフタイムでポジションを決済してくるトレーダー
- 16時からはロンドン市場が開くため、欧州勢が参入
これらが重なってくるため、ニューヨーク時間以外でもドルが動いてくることって結構あるんです。
特にロンドン市場が開く時間帯は欧州勢が東京時間の動きを見て市場に参加してくるため、
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]チャートが真逆・・・!?・・・だと・・・!?[/chat]
なんてこともある時間帯。
まとめると
[aside type=”boader”]
- ニューヨーク市場が開く21:00ころ~夜中の2:00くらい
- 東京時間のカットオフタイムである15:00くらい
- ロンドン市場が開く16:00~17:00くらい
[/aside]
これらの時間はドルが動きやすい時間になります。
ドルをトレードする際の戦略
特に世界第2位のユーロ、第3位の円との組み合わせである
- ユーロ/ドル
- ドル/円
に関しては為替市場全体で見てもトップ2の通貨ペア。
ユーロドル、ドル円に関してはいきなり価格が動いても値動きは限定的ですので損切り幅を広くしておけば
[chat face=”2803023_1up.png” name=”よくたろう” align=”left”]いきなり逆行で一瞬の損切り・・・[/chat]
ってパターンはそこまで多くないですね。
値動きが安定しているので長期の流れを追ったトレンドフォローは非常にやり易い通貨です。
経済指標に関しても注目度の高い指標は知れ渡っているので、大きな指標が控えている時はボラティリティも狭くなりがち。
ドルをきっかけに市場全体が様子見ムードになる場合もあります。
それだけ為替市場に影響力のある通貨なんですね。
一日でそこまで動かないので
- 少ないpipsを細かくとっていく
- 長期的なトレード(スイング)で長い目でみて利益をとっていく
っていうトレード向き。
ドルの注意点とまとめ
マイナー通貨では時に100pips前後動いてくる場合もありますが、ドルは動いても20~30pips程度が多いです。
このことからも値動きが安定していると言えますね!
が!!
アメリカ・雇用統計の時だけは別!!
この時だけは発表後100pips前後動いてくる事もざらにあります。
アメリカの雇用統計は為替市場全体に影響を与える重要指標。
いくら値動きが安定している通貨とはいえ、この時だけは上下にチャートがグイングイン動きます。
ドルの特徴のまとめとして、
[aside type=”boader”]
- 米ドルは世界の基軸通貨。
その為、ドルの値動き、経済指標は為替市場全体に影響を与える - ドルは比較的値動きが安定しているため、長期でトレンドが出ている時にやり易い通貨
- 少ないpipsを細かくとっていく戦略or長期トレンドに乗ったスイングが有効
- 雇用統計の時だけは別物!
安定とはほど遠い値動きをするので要注意!
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っていうのがドルの特徴になります。
特にサラリーマンの仕事終わりの時間にかけて動いてくる通貨!
なので、
[chat face=”2803023_2up.png” name=”わたなべ” align=”right”]チャートチェックはまずドルから![/chat]
といってもいいくらい重要通貨ですね。
取引量№1通貨なのでドルを取引しないトレーダーはまずいないです。
為替市場はたくさんの通貨ペアがありますからね、全部覚えようとしても大変です。
ですが世界の基軸通貨ドルは絶対抑えるべき通貨。
サラリーマンにとって、
- 安定性
- 流通量
- 時間帯
どれをとってもドル絡みの通貨中心のトレードになってきますからね。
世界の基軸通貨であるドル・・・その特徴はしっかり押さえて戦略を立てていきましょう!
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