米国株分析【マイクロソフト(Microsoft)】ティッカー:MSFT 株価・配当・成長率・利益率・割高か割安か

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米国株銘柄分析、今回は【マイクロソフト(Microsoft)】

目次

企業情報

【マイクロソフト(Microsoft)】は米国の巨大IT企業。

マイクロソフトといえばなんと言っても「ウィンドウズ(Windows)」そして「オフィスOffice」ですよね。

世界全体のシェアで見ると2021年のデスクトップOSシェアはWindowsが73.7%で圧倒的。

2位はAppleのmacOSですが、世界シェアは15.3%。

世界で7割を超える個人、企業がWindows搭載のPCを使っていることになります。

昨今ではPC需要が減退したとはいえ、仕事でPCを使うのは必須。

どんな業種だろうとパソコンは使っていますし、資料はエクセルで作りますからね。

エクセル互換のソフトはたくさんありますが、マイクロソフトのOfficeのシェアは2022年時点で85%とこちらも圧倒的。

もはや僕らの生活に欠かせない存在になってきています。

代替えのきかない商品、圧倒的な規模とシェアにより永続的な競争優位性を確立している世界企業です。

マイクロソフトのビジネスモデル・強み

マイクロソフトには圧倒的な強みがあります。

まず既存ビジネスから生み出される安定的なキャッシュフロー。

定期的にOSはアップデートされますよね?

Windows10→Windows11にみたいな。

定期的にアップデートを繰り返し、古いバージョンのOSはサポートから外していく。

そうすることで買い替え需要を起こす。

圧倒的な世界シェアを誇るOSですから、企業としてはサポートが終了すれば買い換えざるを得ないわけです。

さらにWindowsやOfficeなんかは代替えのきかない商品。

代わりがきかないということは「価格」をマイクロソフトが自由に決めることができるということ。

だってよくよく考えても見てください。

オフィスソフト(あのCD1枚)の価格が3万円とかぶっちゃけ高くないですか?

でも買わざるを得ない。

新しいOSやソフトは開発費用こそかかるものの一度完成してしまえばあとは量産するだけだからコストはほとんど掛からない。

マイクロソフトは圧倒的なシェアを武器に高額な商品でもリピートして買ってもらうことを可能にしているわけですね。

近年ではOffice365などのサブスクリプションでの提供もふえており、今後も安定的したキャッシュを生み出すことは間違いないでしょう。

他にも僕自身も仕事で使っている「Outlook」や「Teams」とか。

もはや仕事で使うために必須なもの、なくてはならないもになっています。

まさに「帝国」と呼ぶにふさわしい企業ですね。

最近は強靭な財務基盤を元手に、成長著しいクラウド事業などへも積極投資しています。

2019年頃まではPC事業の売上がもっとも高かったですが、2020年頃から逆転していますね。

PC需要の減退にいち早く対応し、クラウド事業へ比重をおくとそれに伴ってクラウド事業における売上も大きく上昇。

今では全体の38%がクラウド事業の売上になっており、利益率も40%を超えるほどの事業に成長しています。

ファンダメンタル

通年で見ても素晴らしい成長企業ですね。

  • 売上高
  • 営業利益率
  • EPSの伸び

どれをとっても驚異的な成長率。

営業利益率(本業での利益)も非常に高く、ここ3年はコロナ過でのテレワークや巣篭もり需要の増加で40.2%と非常に高い利益率です。

EPSの成長率も10年平均で17.04%の伸び率となっており、非常に高い数字。

引用:マネックス証券

有利子負債の比率も非常に低いです。

ハイテクという業種の中で30%を下回る負債比率は同業他社に比べても非常に強力な財務体質です。

右肩上がりで売上と利益を伸ばし、それに比例して総資産、自己資本も右肩上がり。

それに伴って有利子負債が減っていますからね。

財務状況は非常に健全です。

配当

引用:マネックス証券

毎年増配を繰り返しています。

配当率は2023年4月時点で1.0%と決して高くはないですが、増配を繰り返していることで将来高配当株になる可能性は十分にあります。

強力な財務基盤と利益率の高さで株主への還元も積極的であることが分かります。

割高か割安か(PER)

ぶっちゃけ株価は非常に高いです。

これだけの企業ですからね、注目され人気が出るのは当たり前。

各証券会社の売買高ランキングでも常に上位を占めていますし、指数に占める割合もかなり高い銘柄ですからね。

みんなが注目している時点で割高になるのは当たり前なわけです。

まとめ

コロナ過で株価はガクッと下がりましたが、今現在(2023年4月)は割高に見えます。

成長性・利益率の高さ・ブランド力・財務健全性・増配・・・

とどれをとっても投資対象としては魅力的な銘柄ですからね。

人気が出て割高になるのは当たり前。

ですがウォーレンバフェットが言うように、

「優良な企業を適正な株価で買う」

という点に当てはめると今は適正な株価なのかもしれません。

この調子で成長し続ければ将来はもっと株価は上がるはずですからね。

でも僕はMicrosoftの将来がどうなるかはわかりません。

なので僕には今が割高なのか割安なのか、将来の見通しで判断することが出来ないんです。

だから現状の成長率と株価でしか判断できない。

そうなると割高と判断せざるを得ないですね。

それにみんなが買っているものを買って良い成績があげられると思えない・・・。

買いたいですけどね。

なにかのきっかけで暴落し、みんなが投げ売りしだしたら買おうと思います。

コロナショック時に買っときゃよかったなぁ〜・・・。

銘柄分析おすすめツール

今回の記事でも使った銘柄分析ツール「銘柄スカウター」

マネックス証券が提供しているツールなんですが、これがかなり便利で使いやすくでマジでおすすめ。

いろんなサイトやツールがありますが、ぶっちゃけ分析はこのツールひとつあれば事足ります。

ほんとに見やすいし、必要な情報がぜんぶ網羅されてるんですよね。

しかも無料で使えます。

時間のない中、スキマ時間で銘柄分析していくには強い味方、というか必須と言ってもいいくらい。

おすすめポイントをまとめてみたので、一度見てみてくださいね。

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