【投資資金は将来いくらになる?】3つの数字を使った簡単な計算でOK!

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こんにちは!渡辺です。

あなたは投資をこのまま投資を続けて将来いくらになるか?ってのを想像したことがありますか?

投資はどうしても時間がかかるものですから、モチベーションの維持は大変ですよね。

  • 将来のために投資を始めたけど、結局いくらになるの?
  • 本当にこのまま投資し続けてお金は増えるの?
  • これからは投資って言われて始めたけど増えてる実感がわかない・・・

といった漠然とした見通しの中で毎月投資し続けるのって中々むずかしいです。

そこで今回は「投資したお金が将来いくらになるか」の計算について超簡単な計算式を解説!

計算というとむずかしいことを想像しがちですが、この記事で解説することはすごく単純!

  1. 資金がどれくらいあって
  2. 年間で大体なん%の利回りで
  3. どのくらいの年数投資するか

この3つの数字だけを使えば簡単に計算できます。

小学校で習う算数で十分!

最後に無料で使えるおすすめの運用資産計算ツールご紹介するので最後まで御覧くださいね。

目次

資金はどれくらいか

まずは運用資産のシミュレーションをするにあたって最初に必要な数字である「資金」について。

これは単純に投資にいくら使えるか?という元本のこと。

貯金の総額ではありません。

それに貯蓄額をすべて投資に回すわけにはいきませんよね。

ある程度の備えとしてある程度の貯金は必要。

よく言われるのが「自分の年齢と同じパーセンテージを貯金してあとは投資に回す」というやり方。

例えば年齢が20歳なら20%を貯蓄に80%を投資に回し、30歳なら30%を貯金にして70%を投資に回す、という感じ。

年齢を重ねればそれに伴って現金も必要になってきますからね。

教育資金だったり老後資金だったり・・・。

それに僕らはいつか死にますし、投資はある程度の時間がかかるもの。

人生の残り時間も加味した金額を投資するのが適切な資産配分なわけです。

来年までしか生きられないのに全額投資に回すのはリスクがでかいし、利回りもほとんど得られません。

短期的な増減は当然のようにありますからね。

1年程度では一時的な下落は当たり前なわけです。

それを加味してある程度の貯蓄を残しつつ投資に回す。

心理的にある程度の増減に耐えられる額にしといたほうがいいです。

タイミングが悪ければ50%とか減ったりしますからね。

過去の歴史を見るとそういった時期が何度かありましたから。

でもトータルで見ると右肩上がりに成長している。

投資額が半分になっても忘れていられる額を投資に回してください。

僕はそれが適正な投資元本だと思っています。

総資産のなん%だとか明確は金額はありません。

生活の備えとしての現金貯蓄を残し「持ってても多分銀行口座に眠ってるだけだなこの金額は」ってゆーお金を投資に回すんです。

これがまずは計算に必要な投資元本の求め方。

資金は労働と節約で貯める

投資元本はまずは労働収入でためましょう。

仕事して貰う”給料”です。

決して投資で稼いで投資に回す、というようなことは考えないほうがいいです。

それやっちゃうと多分増えてかないです。

増やそうとすると増えない、それが投資のむずかしいところ。

あくまでも「資産を適切な投資先に配分する」という考えで投資してください。

欲を出しちゃうと多分うまくいきません。

価値あるものに対して待てず売ったり買ったりを繰り返したりとかね。

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その投資先が価値を生み出し続けるものであれば頻繁に売ったり買ったりするのは賢い選択ではありません。

ずっと持っていればいいんです。

どうしても現金が必要になったら売ればいいんです。

それ以外は余計なことをしない。

で、労働で得た収入をできるだけ投資まわすために”節約”しましょう。

節約、と言っても無理な節約じゃなく、すぐできるものです。

固定費を内容を変えずに払う金額を変えたり、とかね。

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まずは基本的なことをやって資金をためていきましょう。

年間大体なん%の利回りか

投資に必要な元本をまずは確保しました。

次に必要な数字は「利回り」

年間でどれくらい増えるか?という数字です。

で、この数字はぶっちゃけ正確な数字は分かりません。

将来この投資先がなん%増えるかなんて分かりませんよね、未来のことなんですから。

ただ歴史は繰り返す、とも言われる通り、過去数十年の平均利回りを使えば大体これくらいかな〜って数字は出せます。

過去の数十年、数百年これくらいだったから、その数字からは大きくハズレないだろう、という考え。

数百年の平均がこのさき大きくハズレる可能性より大体平均に落ち着く確率の方がおそらく高いですからね。

投資先別の平均利回り

さて、それでは投資先別の過去の利回りの平均を並べてみます。

  • 定期預金 0.01%
  • 日本国債 0.05~0.13%
  • 米国債 2.8%
  • 世界成長率(全世界の株式平均) 7%
  • 米国株式平均 12%
  • 個別株 12%以上

若干の誤差はもちろんありますが大体こんな感じ。

こうやって見ると株式の成績が抜きん出ていますね。

特に米国株の平均に至っては年10%以上成長し続けています。

AppleやAmazon、Google、Microsoftなど、名だたる大企業が並ぶ経済大国ですからね、この数字は必然とも言えます。

こうやって数字で見ると定期預金や国債に投資するよりも株式に投資してずっと持っているのがもっとも良い成績を出すのもわかります。

そして、注目すべきは個別株の数字。

これは米国や日本限らず、傑出した企業の成長率はこれらどの投資先の利回りを超えてきます。

世界成長率が7%ですからね、その倍。

十分に投資する価値はあります。

どのくらいの期間投資するか

さて、最後3つ目は「投資期間」

元手資金と利回りが分かればあとはその数字に期間をかければどのくらいのリターンが出せるかわかります。

単純に、

【資金×利回り×期間=リターン】

という図式が成り立つわけです。

ではいくつか数字を使ってどういった数字が出るかシミュレーションしてみましょう。

それぞれの数字を使った利回りパターン

3つの数字をそれぞれ使ってどうゆう数字が出るか簡単に計算してみましょう。

毎月一定額を投資にあてる場合で計算してみます。

例えば毎月10万円投資に回し、年間5%の利回り、期間を10年としましょう。

すると、

10万円(資金)×5%(利回り)×10年(期間)=1,552万8,228円(リターン)

という結果に。

10万円はキツイので毎月5万円投資に回すと、

5万円×5%×10年=776万4,114円という結果になります。

これを想定年利を世界成長の平均である7%と見積もると、

5万円×7%×10年=865万4,240円

20年投資し続けると、

5万円×7%×20年=2,604万6,333円

という具合に簡単に数字で計算できます。

米国株の平均12%で計算すると、

5万円×12%×20年=4,946万2,768円

もうちょっと頑張って月7万円積み立てると、

7万円×12%×20年=6,924万7,876円

といった具合に掛け算ですからいずれかの数字を増やせば最終的なリターンも増えます。

投資資金をあまり出せない、という方は期間と利回りで増やす。

低利回りでも資金と期間を十分にかければ最終的なリターンはかなりのものになりますし。

自分の投資資金と投資対象、投資期間で最終的なリターンは決まってくるんです。

無料で使える運用資産シミュレーションツール

簡単な掛け算を使った算数でもリターンがいくらになるか計算できますが、ツールを使うともっと簡単に求めることができます。

それが金融庁が提供している「資産運用シミュレーション」

これが結構優秀なツールで、色々数字入れてシミュレーションできます。

例えば先ほどの計算でも使った「将来いくらになる?」というシミュレーション。

  • 毎月の積立金額
  • 想定利回り(%)
  • 積立期間

という部分に3つの数字を入れれば簡単に計算できます。

この他にも「毎月いくら積み立てたらいくらになるか?」という計算もできます。

積立資金と想定利回りを「何年間積み立てるか?」という計算も。

と、結構色々計算できます。

一度ご自身の状況に合わせてシミュレーションしてみると面白いですよ。

「資産運用シミュレーション」

大事なのは続けること。

こういったこともモチベーションアップに繋がりますからね、ぜひやってみてください。

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